10/5 ウェブで 新ガイドラインからみた グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症治療戦略を拝聴しました。講師は東京大学田中栄病院長でした。9年前はステロイド性骨粗鬆症ガイドラインと言われていましたがグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症ガイドライン2023という名称に変更になりました。変更点としては点数化の基準は2014年と変更ありませんが治療薬剤がビスフォスフオネート製剤だけでなくデノスマブ、テリパラチド、ビタミンDなど選択肢が増えたこと、テリパラチドとデノスマブはその中でも骨折リスクの高今場合奨励された方が特徴です。又グルココルチコイドの減量、中止も重要とされました。デノスマブは特に治療中止の際に注意が必要で特に2.5年以上使用した場合にはビスフォスフオネート製剤に切り替えが必要であることも強調されました。