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7/13日本臨床整形外科学会のその後ですが座長のセッションを終えてシンポジウム「薬剤関連顎骨壊死予防とこれからの医師薬連携」のシンポジストとして参加しました。私は医科歯科連携アンケート調査の発表を行いました。顎骨壊死に関して薬剤師、歯科の先生も発表され活発な討論になりました。

ランチョンセミナー後にもう一題骨形成促進剤の発表も無事終わりました。

夕方文化フォーラム「女性とスポーツ〜人生100年への健康寿命延伸に向けて〜」を拝聴しました。松野明美さんと陣内貴美子さんの講演もありました。整形外科医の田中眞希先生の講演では健康日本21においてライフコースアプローチを踏まえた健康づくりについて若年期には運動やスポーツの増進による骨量の増加による最大骨量の獲得、骨粗鬆症治療による骨量低下の治療も必要ですが運動が楽しいと感じることが大事とのことでした。千葉大学の山内先生のロコモのレクチャーがありました。ロコモ度テストでは全て女性がリスク因子になり女性はロコモ対策に気をつける必要があります。ロコトレについてはロコモオンラインに詳しく解説してあるので参照してください

松野明美さんと陣内貴美子さんからはアスリートの時にスポーツドクターに話を聞いてもらい精神面でも支えてくれたことをお話しされました。

7/13熊本市で日本臨床整形外科学会があり参加しました。モーニングセミナーで沖本先生の骨粗鬆症治療で大腿骨近位部骨折・椎体骨折は減るのか?地域における疫学データから整形外科日常診療を科学する、という演題を拝聴しました。大腿骨近位部骨折は欧米では減少傾向にありますが日本ではまだ減少していないのが事実です。広島県呉市では2017年と比較して骨粗鬆症予防プロジェクトが発足してから2020年のレセプトデータでの解析で統計学的に減少したとのことでした。ビタミンD不足が日本人は圧倒的に多いので補充が必要ですが腎機能に気をつけて使用することを強調されました。骨密度を見ながらビタミンDの補充に加えて骨吸収抑制剤のビスホスホネート製剤、デノスマブを投与して骨折リスクの高い方には骨形成促進剤が使用されます。骨吸収抑制剤は顎骨壊死のリスクがあることは知られていますが呉市ではレセプトデータを利用して市が治療中断した人に手紙を送ったり、医科歯科連携を市報に掲載して市民に告知する取り組みをしているとのことでレセプトデータから骨粗鬆症患者で1.33人/1000人、一般住民で0.05人/1000人との結果が出たとのことでした。デ又ノスマブ長期投与後中止されると骨密度が急激に低下して骨折リスクが2倍以上になるデータも示して頂きました。

骨形成促進剤に関して古い骨の新陳代謝やマイクロクラックを修復する(アナボリック)のが骨形成促進剤であるテリパラチド、アバロパラチドで、骨の表面に骨を作るモデリングであるロモソズマブがあります。骨折、顎骨壊死、リモデリングの患者さんにはリモデリング効果の高いテリパラチド、アバロパラチドが望ましく、大腿骨近位部骨折後の骨粗鬆症治療では人工骨頭置換術後は骨吸収抑制剤が、骨接合後にはリモデリング効果の高い骨形成促進剤が第一選択になるとのことでした。又薬物治療を行う上で添付文書の警告文書に注意しながら使用することも教えて頂きました。

 7/12 19:30-維新ホールで小川仁志の哲学カフェがありテーマが「痛みとは?」ということで大変興味深く参加しました。アカデミーハウスの方が企画されているとのことでした。会議室に行くと老若男女30名ぐらいの参加者で新南陽整形外科の花岡院長先生が毎回参加されているとのことでした。小川仁志先生が痛みについて皆に質問してそれについて自分の考えを述べる形式でしたが小川先生も非常によく勉強されており参加者も常連の方が多いのか?積極的に意見を述べておられました。

いたみの存在意義、心の痛みと身体の痛み、痛みの共感が痛みを和らげる、慢性痛は痛みの記憶が関係する、自分を許す、自分と和解すると痛みが和らぐ、無痛文明という哲学者の言葉をしょうかいされ、痛みをとることで感じないことで失っているものもあるなど印象に残りました。

普段から痛みのある患者さんと接している医療者として痛みの認識、治療に関するヒントがありました。

毎日暑いですね^^;受付袖岡です。

少し前になりますが、子供が修学旅行で買ってきてくれたMIYAKO MONAKA。

セルフで、もなかにあんことお餅を挟んで食べるようになってました^_^

中々美味でした♪

 

    こんにちは看護師、診療放射線技師です。山陽小野田地方卸売市場敷地内にあるパン屋さんのパンがおいしくて、最近よく買いにいっています。特に土曜日は、山陽小野田地方卸売市場で新鮮な野菜を安価で販売しているため、野菜とパンが同時に購入できて便利です。7月6日(土)にも行って、野菜と果物そしてパン屋さんでは「豆乳入りの食パン」と「ホカッチャ」を購入しました。豆乳入りの食パンは特に気に入っていて行くと必ず購入しています。

           

こんにちは!

もう暑い!ι(´Д`υ)アツィー!夏ですね!

防府天満宮では七夕まつりが行われていました。

 

友人に誘われて この時期美しい花を咲かせる蓮とスイレンを見に行ってきました。

まずは亀山公園のスイレン

大殿大路の龍福寺庭園の蓮

 

秋穂二島 矢田池の蓮

仁保 源久寺 2000年前の古代大賀蓮

 

蓮やスイレンは花の開花が午前中ということでしたが

いろいろ見ることができました。

中でも秋穂の蓮は子供の背丈ほどあり圧巻で大輪で管理されている方の素晴らしいの一語につきません。

ありがとうございましたm(__)m

仁保の古代蓮の管理をされてる方は今年はまだ早く一生懸命してるけど花芽がついてないと言われてました。

お好きな方は一度訪れてみられてはいかがでしょうか?

看護師・診療放射線技師部でした。

 

初夏、湿度と暑さが気になり始めましたね。

 

まだウオーキングにもよい季節に

秋吉台へ行きました。

山を登ろうと家族に声を掛けていましたが、

いつも付き合ってもらえず。

今回、初心者によい所は?と勧めてもらい、

小学校の宿泊訓練で

家族みんなが行ったことのある

秋吉台で  誘い出すことに成功しました★

 

宿泊訓練のオリエンテーリングで

回った箇所を話してくれたり。

あの時どうだったとか、

いろいろ懐かしく思い出して

思いのほか楽しかったよう。

なんと言っても、

気持ちよさが感じれたようで、

私としてもとてもよかったです.•♬

↑   〇十年前の記憶。整備されてました。

↑  向かいに見えるのが、カルストロード。

こちら側から車で通るカルストロードを

みて、不思議な感じがしました。

ここは広いので、他のところも回ろうと

約束しました☆

 

山登りアプリもいれて、

いろいろ眺めています。

次は……  夏が終わってから

受付でした。

 

 

 

第2回痛覚変調性疼痛研究会をウェブで拝聴しました。痛みの分類として侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、心因性疼痛に分類されていましたが第3の痛みとして痛覚変調性疼痛の理解を深めて研究成果を報告されました。この中で痛覚変調性疼痛は心因性疼痛に置き換わるものではなく、メカニズムとしての定義であることを強調されていました。原因がなく生じる痛みはトップダウン型、侵害受容性疼痛の感作などによって生じるボトムアップ型があり、時間の要素が加わることも勉強になりました。まだまだこの分野の研究が進むと理解も深まると思いました。

6/30ジクトルテープ(経皮吸収型 持続性疼痛治療剤)記念講演会があり参加しました。四方先生のジクトルテープの使い処の講演の後、福島県立医大二階堂先生の腰痛に対する薬物療法の現状と未来、名古屋大学医学部今釜教授の腰痛を含めた運動器のエビデンスの講演を拝聴しました。
二階堂先生の講演から非特異的腰痛の治療は侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、痛覚変調性疼痛を病態生理学的変化を認識して薬物治療する必要があり、腰痛の神経障害性疼痛は20%前後あります。薬物療法は鎮痛効果が得られることは望ましい効果ですが有害事象などは望ましくない効果もあるので益と害を見極めて治療することが必要とのことでした。
今釜先生の講演では脊髄髄内腫瘍や靭帯骨化症の術後疼痛は脊椎外科にとって永遠の課題で近年の低侵襲手術の紹介をされました。慢性疼痛は高齢者は特に老化による廃用性障害とサルコペニアが関与しており、第3の痛みとして痛覚変調性疼痛が注目されています。名古屋大学の八雲町の住民検診の結果で神経障害性疼痛の危険因子として歩行機能不良、腰椎後弯、BMI低下などがあり、痛みが強いと抑うつ、中枢性感作が強いデータをお示し頂きました(一般住民の中枢性感作は5-8%とのことでした)。日本整形外科学会などがフレイルロコモ予防宣言を行い、健康日本21でもロコモフレイル予防が入っています。慢性腰痛に薬物別効果の結果、薬物療法の費用対効果はそれぞれ高いという結果、診療時間と満足度の結果、不良因子として高齢、神経障害性疼痛、罹病期間が長いなどがあるとのことでした。慢性腰痛にNSAIDSとプレガバリンの2剤併用治療は下肢痛と睡眠の効果が高かったことも教えて頂きました。