院長ブログ – ページ 89



12/9レノファ山口FCメディカルスタッフからから学ぶ!「スポーツ障害予防&パフォーマンスアップ教室」が宇部興産中央病院スポーツ・関節鏡センターで開催されましたので理学療法士スタッフと一緒に参加しました。吉田先生、森脇先生の講義の後に理学療法士でレノファ山口のトレーナーでもある福田先生の実践がありました。吉田先生のオスグッド病のミニレクチャーがありました。脛骨粗面部に引っ張る力が大腿四頭筋や膝蓋靱帯にかかり、発育期の脛骨粗面は弱いこと、発育期は急速に骨が伸び、筋肉の柔軟性が低下しやすいことが原因で生じます。診断は圧痛やレントゲン撮影、MRI、最近ではエコー検査があります。治療は日常生活で痛みがなければスクワットやジャンプなどの運動制限、後方重心の修正、大腿四頭筋の柔軟性獲得の為にストレッチが重要になります。手術は遊離体摘出があり、他に当院でも行っている体外衝撃波も紹介されました。大腿四頭筋のストレッチで腰椎の影響がないように側臥位での方法をレクチャーされました。森脇先生の成長期スポーツ傷害、特にサッカー、あなたの知らない足関節捻挫の世界という講義がありました。足関節捻挫は靭帯の損傷で稀に骨折があるので注意が必要です。成長期の子供の捻挫は剥離骨折がほとんどでX線撮影でわからないことがあり、最近ではエコー検査で早期診断をします。靭帯損傷の早期治療で受傷直後から一時間以内に過度な腫脹を予防することで最も重要なことは圧迫で足関節の外側の腓骨の下をパッドを当てた後包帯固定します。冷却は15分冷却で45分休むことを繰り返します。足関節鏡で断裂した外側の靭帯を圧迫すると靭帯が整復される動画も示されました。レノファ山口の選手は靭帯損傷の程度によって復帰時期を早くする工夫をされているそうです。次いでトレーナーの福田先生の実技がありました。練習前にストレッチなどの準備運動をすることの重要性、サッカーも下半身だけでなく、上半身もパフォーマンスアップに必要であるとのことでした。実技も非常にわかりやすく勉強になりました。

12/5整形外科症例検討会が山口済生会病院であり参加しました。ミニレクチャーは済生会病院放射線科の鍋屋先生の「骨転移の放射線治療」を拝聴しました。放射線治療は癌患者100万人中25万人で骨転移での治療は4-5万人治療されているそうです。よう骨性転移は腫瘍が50パーセント以上占めると症状を出すそうです。根治的治療として治療できる癌もありますが乳癌術後などに補助的治療としても使用されます。又姑息的治療として骨転移の疼痛緩和にも多く使用されます。骨硬化はしますが骨強度を上げることはないそうです。照射範囲のみ効果がありますが副作用もあります。副作用としては急性期有害事象と晩期有害事象があります。急性期有害事象は喉頭浮腫、食道炎、皮膚炎がありますが、腫瘍浮腫という照射後症状増悪があるそうです。晩期として放射線脊髄炎などもあります。治療効果は一回3グレイで10回30グレイ施行され2週で効果が出て4-6週で効果が最大で半年は効果があるそうです。再照射の効果は半分くらいだそうです。8グレイ1回、4グレイ5回、2グレイ25回など照射方法は様々ですが神経症状に対しては3グレイ10回が予後がいいそうですが症状が軽く線量が多いほど効果が得られるそうです。治療に適しているのは長期予後が期待でき、神経症状が軽微な場合、安静が保てる患者さんです。

11/29に周南である講演会の最終準備中です。最近演題はほぼ同じですが少しずつ変えて最新の情報も入れています。明日は大先輩も来られるので少々緊張しますが頑張ります!

 
11/24大阪の文化会館でジョジョ展が開催されているので鑑賞しました。少年ジャンプで連載され今はジョジョリオンが連載中です。荒木先生の原画は非常に綺麗な色使いで肉体美も素晴らしいものがあり見応えがありました。

 


11/23山口大学漕艇部の50周年記念式典に参加しました。全国から150名以上のOB,OGの参加があり盛況でした。山口県立大学前川学長の挨拶から始まり、安富監督の山口大学漕艇部の50年の歴史や山口労災病院前院長の坂部先生の座長での山口大学漕艇部の創設者の奥田先生の講演も拝聴でき、奥田節を聴くことができました。20年ぶりに会う先輩方や後輩達と交流ができました!先輩方は入部当時の太っていた私の印象しかないので「痩せたな!」と言われました。二次会、三次会と時間が経つのを忘れて語りました。
 

11/19ホテル松政でウェブ講演会があり参加しました。順天堂大学の石島旨章准教授の変形性膝関節症の痛みの病態と治療というタイトルでの講演を拝聴しました。変形性膝関節症の有病率は推定2500万人で1/3が痛みを有すると言われています。変形性膝関節症の日本のガイドラインは非薬物療法が最も推奨度が高いです。又病態とX線所見は必ずしも一致しないと言われています。慢性疼痛は組織の治癒期間(概ね3ヶ月)を超えて持続する痛みです。変形性膝関節症も力学的負荷に起因した炎症が急性期の痛みとしてありますが最近ではX線所見だけでなく、MRIやバイオマーカーなどにより病態がわかってきました。又初期の方が末期より炎症性サイトカインの発現は高いのですが滑膜炎は両者で変わらないので重症度により病態が異なること、変形性膝関節症患者の痛みの閾値が低下していることもわかってきました。変形性膝関節症患者の疼痛閾値低下は侵害受容器の障害か?中枢感作か?についての研究では疼痛が強いほど中枢感作が生じること、滑膜炎の程度と痛みの中枢感作は関連がありますが滑膜炎が改善しても中枢感作は改善しないこと、MRIでの大腿骨関節部の骨髄浮腫は軟骨下骨の病態を反映することなどがわかってきました。関節内での過剰な力学的負荷が関節軟骨の磨耗と軟骨下骨の刺激で滑膜炎を生じ関節外で脊髄、脳の中枢感作が生じて慢性疼痛が生じるメカニズムが解明されてきたそうです。

ウェブ講演の後に座長の山口赤十字病院整形外科の城戸聡先生のミニレクチャーがありました。内側型変形性膝関節の骨切術の歴史をお話しされました。open wedge osteotomyからclosed wedge osteotomyになり固定するデバイス、骨切の方法の改良により比較的安定した成績が得られるようになりました。closed wedge osteotomyの欠点として腓骨の骨切などあり再度ロッキングプレートと人工骨を使用したopen wedge osteotomy やhybrid HTOという方法も出ているそうです。

又脛骨顆部外反骨切術も紹介されましたが万能な手術はなく症例に応じた手術選択が必要とのことでした。


 

11/18 山口県サッカーとラグビー大会決勝があり、テレビで観戦しました。サッカーは西京高校と高川学園の試合で西京高校が後半ペナルティーキックを直接ゴールして1-0で勝利しました。ラグビーは山口高校が大津高校に負けてしまいましたがどちらの試合も非常に見応えのある試合でした。途中で怪我すると気になってしまいますが勝ったチームは山口県代表として是非頑張っていただきたいと思います。

11/17 ときわ湖水ホールでフィットネスフェスティバル山口があり、「腰痛、肩こりをマッケンジー法で改善しよう」というミニレクチャーをさせていただきました。スライドプレゼンではないのでやや緊張しましたが特異的腰痛に注意することや肩こり、腰痛予防をマッケンジー法でセルフエクササイズする方法を紹介しました。当院関連施設のKスタジオの袖丘社長、中西さんもブースを出展して骨密度測定などを行いました。尾下先生、パウロさんとも久しぶりに再会できて何よりです。
 

11/15クリニック終了後に山口高校で第13回山高健康の日の講義がありました。私の講義は今年で三回目になります。今年のタイトルはYDK-やればできるケガ予防というタイトルで山高生が考えてリクエストしてくれました。スライドだけでは寝てしまう学生もいるので途中で実技を入れて70分間講義しました。山口高校内には旧講堂の誓幹堂があり管弦楽部などがが練習しているそうです。又講義後にカーネーションをいただき帰りました。生徒の評価を後日アンケートで送ってくるので楽しみです。