院長ブログ – ページ 84


クリニック終了後にK STUDIO に行きレストランアランクロアのプレートランチの試食をしました。野菜のボリュームたっぷりで、栄養のバランスもよく、インスタ映えするプレートでした。ジンジャーエールも手作りとのことで生姜が効いていました。
博多で「談志魂を受け継ぐ者達」という落語会に参加しました。立川志の春、立川志の八師匠、立川生志師匠の落語を堪能しました。志の春さんは操作落語でしたが盛り上がりました。志の八師匠は長屋の花見、生志師匠は愛宕山という古典落語でしっかり笑わせていただきました。落語家のお話しはプレゼンテーションとして完成されていますがそこにオリジナリティーを出すことで個性が出るので奥が深くて最近はまっていますので皆さんも是非一度高座を聴きに行くことをおすすめします。

 

イベニティナショナルシンポジウムがあり参加しました。ロモソズマブという新しい骨形成促進剤の研修会ですが、オープニングで宗園先生が解説され、骨粗鬆症の高リスク群に適応がありますが今まで骨形成促進剤のデイリーテリパラチドは脊椎での骨密度上昇は効果が高いのですが大腿骨近位部の骨皮質の多孔化が生じること、骨形成促進の後に骨吸収促進が遅れて生じることがわかってきました。ロモソズマブは脊椎と大腿骨近位部の骨密度上昇が得られ、骨形成促進と骨吸収抑制を併せ持つ唯一の薬剤とのことでした。

次いで田中栄教授の講演がありました。骨のリモデリングは骨吸収は3週間後骨形成は3ヶ月と言われています。現在の骨粗鬆症治療薬はほとんど骨吸収抑制薬であり、骨リモデリングは抑制され、骨形成促進薬のテリパラチドは骨リモデリングを促進します。骨硬化症やバンブッヘン病の遺伝子解析、研究でスクレロスチンが骨形成抑制、骨吸収促進作用があることが判明しました。又スクレロスチンがLRPに結合してWNTシグナルを抑制すること、エストロゲンが閉経後欠乏するとスクレロスチンが高くなる、加齢に伴いスクレロスチンが上昇する、慢性腎疾患ではスクレロスチンが上昇する、運動負荷でスクレロスチンが抑制されろことなどからスクレロスチンに結合してその作用を抑制する薬剤が開発されたものが抗スクレロスチン抗体(ロモソズマブ)です。ロモソズマブは骨形成促進と骨吸収抑制作用が早期に同時に生じ、その後収束してくるとのことです。田中教授のグループは骨代謝・治療数理モデルを用いた結果、テリパラチドは骨形成促進を維持しますがロモソズマブは骨形成促進がスパイク状に生じ同時に骨吸収抑制も生じた結果からロモソズマブの効果は前駆細胞から骨芽細胞への文化を促進しモデリングベースト理論で説明できるそうです。次いで2014,2018年のロモソズマブの臨床論文発表をされたMcClung博士の講演がありました。ロモソズマブの大規模臨床研究で脊椎と大腿骨近位部骨密度の上昇が得られ、P1NPが上昇しCTXが減少しました。2年連続で投与しましたが上昇率が低いことからロモソズマブの連続投与期間は1年となったそうです。又投与を中止後何も治療しないと骨密度が低下することからロモソズマブ1年投与後は骨吸収抑制剤の投与が必要になります。ロモソズマブ1年投与後デノスマブを1年投与後再度ロモソズマブを投与すると骨密度は経時的に上昇し、初回からデノスマブを投与した群の骨密度上昇より早かったそうです。骨折抑制効果も椎体骨折、非椎体骨折、大腿骨近位部骨折のいすれも骨吸収抑制剤より高かったそうです。副作用として約13パーセントあり、局所反応(皮疹など)が5パーセント、顎骨壊死と非定型骨折が1例ありました。心血管イベントは1-3パーセントあり、プラセボ群との比較では大きな優位差はなかったということでした。ビスフォスフォネート製剤で治療後にロモソズマブとテリパラチドで比較試験では脊椎、大腿骨近位部骨密度共にロモソズマブが上昇率が高く、皮質骨骨密度も増加したという結果を示されました。

最後に宮内先生、竹内先生、斎藤先生の骨粗鬆症治療の3人の先生をパネリストとしてロモソズマブの果たすべき役割についてディスカッションがありました。宮内先生は日本でのロモソズマブ1年、デノスマブ2年の臨床試験の結果で骨密度は有意に上昇し新規脊椎椎体骨折、非椎体骨折の抑制効果が認められたそうです。虚血性心疾患、脳血管障害など発現リスクの高い場合は慎重投与となり、ビタミンD又はビタミンD3併用が必須です。高骨折リスクの患者さんにはロモソズマブ後デノスマブ投与を行うことが望ましいと述べられました。非定型骨折については骨吸収抑制剤を使用しない場合が40パーセントと言われているそうです。竹内先生はロモソズマブの臨床試験の結果はビタミンDが充足している患者を対象に行われていることは認識する必要があるとのことでした。高齢日本人女性はビタミンD欠乏症が多いことから活性型ビタミンDについては併用が望ましいとのことでした。又カルシウム剤の投与は必要ないとのことでした。又骨形成促進と骨吸収抑制が同時に得られるロモソズマブは低カルシウムが生じるハングリーボーン症候群に注意が必要で慢性腎障害、胃切除後、ステロイド大量投与患者には慎重投与するとのことでした。斎藤先生は講演では低骨密度、既存骨折患者には適応があり、初回骨折後1年以内の骨折リスクが高くなるので骨形成促進剤を使用する意義が高く、大腿骨近位部低骨密度と脆弱性骨折がある場合も適応となるとのことでした。ロモソズマブ投与後の骨吸収抑制剤の中では低アパタイト親和性のミノドロン酸又はSERMが望ましいとのことでした。又新鮮骨折に対する骨癒合促進に関してはテリパラチドに優位性があることでした。



うちのワンコ達がトリミングとシャンプーしてもらい記念写真を撮ってもらいました。
春らしい一枚になっています。
 



4/5は開院記念日で7年が過ぎて8年目に突入しました。毎年この日は初心に戻って気持ちを新たにと思います。朝の朝礼の後にスタッフからケーキと花をもらいました。これからもとよた整形外科クリニックを一緒に頑張りましょう!


山口大学整形外科同門会の翌朝は宇部の真締川沿いを散歩しましたが桜はまだ三分咲きくらいでした。山口大学医学部附属病院の新病棟も初めて見ることができました。6/24オープンとのことでした。
3/30宇部で山口大学整形外科同門会に参加しました。毎年山口大学整形外科同門会に所属する先輩後輩が参加する年に一回のイベントですので懐かしい先輩や後輩も一堂に会する会として参加しています。山口大学整形外科教授になられた坂井先生のお話や同門の先生のお話を聞けて自分も頑張らなければと気持ちを新たにして望める会です。
一気に暖かくなって、日中はポカポカ陽気になってきましたね!!
今週末には桜が満開になる頃でしょうか??

受付スタッフの梅野です。
私は、可愛いウサギに触れてきました~(*^-^*)
先月から姉のお家でミニウサギを飼い始めたとのことで、
息子と一緒に見に行ってきました(*'▽')

小学校でも、飼っているウサギですが、

ミニウサギなので、とても小さくフワフワで可愛い~♪♪
とデレデレの様子で触っていました。
ぴょんぴょん跳ねる動作や、毛繕いしている姿、
リンゴをガジガジ食べる姿と、どれも癒されます(*''▽'')
おいで~と手を差し伸べると近寄ってきてくれたり、
寝転んでいると、背中に乗ってきたりと人懐っこいウサギさんです☆
子供も可愛くて癒されますが、
動物も、とても癒されたので、姉のお家に通いそうです(´艸`*)



3/23,24に東京でマッケンジーパートE講習会があり参加しました。四肢のマッケンジー法の講習会でマッケンジー試験に合格して臨床で行なっている方々が40名ほど集まり、整形外科医が3人参加していました。ワトソン先生が講義され、岩貞先生が同時通訳されるスタイルでした。四肢のマッケンジー法では中枢(上肢症状であれば頚椎、下肢症状であれば腰椎)からアプローチすることが原則であることをまず強調されました。講師のワトソン先生の評価は基本が大事で膝痛の患者さん2例では膝のエクササイズ、肩痛の患者さんには頚椎屈曲反復運動、踵の痛みに対して足関節の運動を指導されました。又グループワークで私が肘が痛いので他の参加者に評価してもらい頚椎のマッケンジーを一晩やった後改善が乏しいため肘の評価で屈曲オーバープレッシャーで肘の可動域が上がったので肘の屈曲derangement と暫定分類して引き続き行うことになりました。マッケンジー法の奥の深さを改めて実感した講習会でした。


3/21第8回長州スポーツ整形塾があり参加しました。今回はラグビー特集で、宮崎大学整形外科の田島卓也先生がラグビーにおけるメディカルサポート体制の構築と外傷障害の競技特異性について講演されました。日本代表ドクターの資格は日本体育協会公認ドクターでラグビー外傷に精通しており、かつICIR/PHICISレベル2以上の資格が必要だそうです。複数の人数で任期制だそうで、整形外科だけでなく、内科、脳神経外科、歯科などもおられるそうです。共通メディカルチェックとして心エコーも4年に1回チェックし、クラウド型電子カルテを共有しているそうです。メディカルキットとして点滴、薬剤、物理療法機器やエコーも含まれているそうです。試合時に選手の状況を見て必要があればグランドに入り、選手のコンディショ二ング、体調管理は最近では電子媒体でされているそうです。気候対策、感染症予防、食事、飲水、ドーピング検査への対応の管理も紹介されました。キャンプ地でのメディカルの対応で地域のリエゾンドクターを介して後方支援病院(MRI,CT)の確保も必要だそうです。ラグビーワールドカップはラグビーワールドカップリミテッドという組織が主導で準備するそうです。

次いで聖路加病院整形外科の田崎篤先生のラグビーの肩関節外傷との苦闘の講演がありました。ラグビーは繰り返し衝突しながら起きて走り続けるスポーツでcollision sportsといわれます。ラグビーの肩関節外傷は肩関節脱臼、肩鎖関節損傷が多いそうです。肩外転で弾かれるような外傷では腱板断裂もあるそうです。又肩甲骨骨折、腋窩神経麻痺などの症例も提示されました。外傷性不安定症では脱臼しない例も2割あり関節窩骨折があるかをCT撮影で確認した方がいいそうです。不安定性疼痛肩は難治性で関節鏡検査で確認して病態を確認する必要があるそうです。脱臼後バンカート手術単独では再発率が比較的高く、ブリストー手術も併用されるそうです。又バンカート手術は骨性病変は摘出せずに残すことでリモデリングが期待できるとのことでした。再脱臼予防にサークルスタビリティーコンセプト、適度な緊張、関節包の全周性縫合することが重要とのことでした。

次いで杏林大学整形外科の長谷川先生のラグビーにおける脊椎(頚椎)外傷、障害と脳震盪の取り組みについての講演がありました。ラグビーなどcollision sportsは頭部、頚椎外傷が多く、傷害発生時頸部固定、ABC、競技続行の判断が求められます。片側性に繰り返す上肢の痛みのバーナー症候群という疾患は筋力低下は伴わないのですが混同されて用いられているそうです。一過性四肢麻痺の急性脊髄損傷、椎間板ヘルニアによる神経根症、頚椎脱臼骨折、頚髄損傷はフランケルAであっても受傷後4時間以内の手術では改善の可能性があるとのことで早期の手術が望ましいとのことでした。頚髄症の選手でも低侵襲手術などで9割は競技復帰できるそうです。頚椎外傷の予防として衝突の際にハイタックルの禁止、頚椎周囲の筋トレなどもありますがメディカルチェックを定期的に行うことが必要で上位頚椎奇形があると禁忌だそうです。環軸椎不安定性で後方固定手術後は復帰は禁忌であるとのことでしたが術後競技復帰についてはケースバイケースだそうです。脳震盪は外傷性脳損傷で意識消失は10パーセントだそうで臨床症状で診断するそうです。繰り返し生じると認知障害、平行機能障害などに至るので注意が必要です。HIA(head injury assessment )、R &R(recognize and remove)などの基準があり初回の場合は1週間で競技復帰としますが2回目は3週間かかるそうです。

最後に順天堂大学の高澤先生のラグビー外傷のあれこれ~下肢疾患を中心に~の講演を拝聴しました。ラグビーでの下肢外傷の割合は高く、前十字靭帯損傷の頻度も高いそうです。ただし再建靭帯の再断裂も若年者、コンタクトスポーツでは多く16パーセントぐらいだったそうです。後十字靭帯断裂も比較的多く、自覚症状がないことが多いそうです。外側半月板損傷は部分切除が行われてきましたが早期復帰すると軟骨損傷がおこりやすい報告があり、最近では縫合術が行われています。筋損傷は打撲、肉離れ、筋挫傷があり、ハムストリングのタイプ2損傷は復帰に時間がかかる時がありリハビリで理学療法士、アスレチックトレーナーとの連携が必要だそうです。大腿部挫傷はモモカン、charley horseと言われています。早期に膝屈曲位で内部に血腫ができないような工夫が必要です。