院長ブログ – ページ 57

1/10()日本いたみ財団主催の第二回中国ブロック慢性疼痛診療研修会にオンラインで参加しました。山口大学整形外科鈴木先生から慢性疼痛のICD11の新しい分類を紹介され、整形外科的な疾患として慢性一次性、二次性筋性骨格痛、慢性術後疼痛・外傷後、疼痛、慢性(中枢性・末梢性)神経障害性疼痛、複合性局所疼痛症候群(CRPS)に細分化されることを解説していただきました。又慢性疼痛を生じる整形外科的な代表疾患(変形性膝・股関節症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折など診断、治療についても教えて頂きました。次いで山口大学の田原先生の痛みの多面的評価についての講義がありました。痛みの性状をメタファー(刺すようななど比喩表現)、オノマトペ(ズキズキ、ジンジンなどの表現)で評価する方法、痛みの定量評価でstatic QST(PPT圧痛閾値)、dynamicQST(反復侵害刺激で痛み増強しwind up現象が起こる)、PCS(痛みの破局化スケール)HADS(不安抑うつ評価)、疼痛特異的評価法(PDAS,PBI,SF36,RDQ,EQ-5D),身体機能評価・パフォーマンステスト(ファンクショナルリーチ、TUG)など教えて頂きました。女性の方が痛みの閾値が低く、上行性伝導路が伝わり易く下降性抑制が弱いとのことでした。

1/9も雪が少し残っていましたがスタッフが朝から雪かきをしてくれました。まだまだ寒い日が続きますが転倒による骨折、捻挫も増えていますのでご注意下さい。 

1/8予想通り山口市では積雪がありました。私も早めに家を出ましたが少し渋滞して8:00過ぎにはクリニックに到着しましたが既に早めにスタッフが来てくれて雪かきをしてくれていました。出てくれたスタッフには感謝感謝です。

1/6夜雪が降りましたが1/7はそれほど積もっていませんでしたが積雪情報がありましたので1/8は結構積もることを考えて塩化ナトリウムを急遽買い出しに行き夕方事務長と散布しました。1/8は積雪が予想されるので受診される場合には気をつけてお越し下さい。

1/6通常診療開始しました。当院では正月明けに2回目のスタッフ全員の唾液PCR検査を行い全員の陰性を確認しました。患者さんに安心して受診して頂くよう、感染対策も注意して行っていますので本年もよろしくお願いいたします。

1/3は朝7時に山口大神宮で一日参りを行い、8:30から17:30まで休日外科当番でした。急性腰痛や熱傷、骨折の患者さんなど来られましたがバタバタしない日でした。その後19時から山口市夜間診療所で22時まで当直業務をこなして帰宅しました。長い一日でしたがクリニックは明日明後日お休みですので少しゆっくりしたいと思います。

元旦に一息ついてから夫婦で近くの小さい山(往復1.5時間)に登りました。初日の出には全然間に合いませんでしたが山から眺める景色を見て爽やかな気持ちになりました。1/1の歩行距離は14000歩で結構な運動量になりました。

 

2021年新年明けましておめでとうございます。とよた整形外科クリニックは今年で開院9年目を迎えます。コロナ対策には細心の注意を払いながら、これからも地域医療に邁進していきますのでよろしくお願い申し上げます。

毎年しめ縄飾りをクリニック玄関に飾りますが今年は少しお洒落なしめ縄飾りにしてみました。明日から年が変わりますが気持ちを新たに頑張りたいと思います。