院長ブログ – ページ 50

レントゲン室の着替えをする所に手すりが付きました。放射線技師スタッフからの指摘で転倒予防に必要とのことでした。現場のスタッフの意見は貴重ですね。

5/19慢性疼痛中国ブロック研究会がWEBであり拝聴しました。講師は山口大学麻酔科の原田先生で「診断とゴール設定から始まる慢性疼痛」についての講演でした。慢性疼痛の新しい定義や運動療法、心理療法の有効性、山口大学での入院による多職種による慢性疼痛治療で難治性慢性疼痛治療の成果を教えて頂きました。

5/15土曜日の診療終了後に2回目のコロナワクチン接種がやまがた循環器内科でありました。私は山縣先生に打ってもらってから、うちのクリニックのスタッフとおざさ皮膚科の院長先生スタッフさんのワクチン接種は私が担当しました。今回は打ってからしばらくして少しだるさがあり、なんとなく気怠い感じがありましたので、カロナールを内服しました。筋肉痛はまだ生じていませんがこれからどうなるか?また後日報告します。今日は帰ってゆっくりします。

 

腰椎椎間板ヘルニアで絶対的手術適応として進行する下肢麻痺と膀胱直腸障害があります。特に緊急性が高いのが膀胱直腸障害です。腰痛と下肢の痛みに加えて排尿困難、特に排尿したくても出ないことを尿閉と言いますがそうなれば夜間でも緊急手術の適応になります。肛門周囲の知覚(特に痛覚)が低下、消失も同時に合併します。私も脊椎外科医時代に何人か手術しましたが感覚が戻る場合と戻らない場合があり、その場合には自己導尿(自分で管を入れて排尿)する必要がありますので、開業医になってからも腰椎椎間板ヘルニアの患者さんの診察治療の際は注意して診療しており、そのような場合には脊椎外科専門医に紹介しています。

ゴールデンウィーク明けの5/6にコメディカル学園での2回目の講義がありましたが、緊急事態宣言が出されたりする中で、学生達は2週間のオンライン授業になったということでした。私は学園に行き、誰もいない講義室からパソコンを介して学生さん達に向かって講義しました。やはり対面でないと今一つ臨場感が出ないのですが、終わってから質問コーナーを設けて質問を待ちましたが反応がないため、チャット機能があるのでそちらから質問していいですよ、と話したら数人から質問してくれました。学園の先生に聞くとオンラインのほうが学生たちも質問してくれるそうですので、いい面もあるのかな?と思った次第です。来週が前期は私の担当は最後ですが、双方向でのやりとりが楽しみです。

 

はたらく細胞というアニメをご存知でしょうか?赤血球、白血球、リンパ球などの働きをわかりやすくキャラクター化して子供たちにもわかるように解説してくれおとなが読むにも耐えうるストーリー性があります。単行本とビデオにもなっていますが、現在動画でコロナウィルス編が見れますのでお時間あれば観ていただけると幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=0WZJ32NqWUA&t=6s

日本骨粗鬆症学会認定医の更新を行いました。5年に一回で初めての更新ですがあっという間ですね!ウェブで行うのですが日本骨粗鬆症学会に参加して何回か発表しており学会参加証や講習受講証明書を取っておいたつもりですがなかったりしましたが余裕を持って単位取得できていました。コロナ下でオンラインで学会が受けれるメリットも実感しましたが早く現地で発表できる日を待ち望んでいます。

初回コロナワクチン接種後翌日4/25山口市医師会館で9時から医療従事者向けコロナワクチン集団接種がありスタッフとして参加しました。医師4名、看護師3名、薬剤師4名、医師会事務5名で受付、問診係、ワクチン筋注係、養護班(緊急時対応)に分かれて接種行いました。薬剤師の皆さんは一日薬剤の準備をされ、医師と看護師は午前午後の2交代制でした。緊急対応係でしたのでアナフィラキシーショック対策としてアドレナリン準備と点滴準備、酸素の準備など考えられることは準備して臨みましたが幸い何事もなく終わって何よりでした。

4/24私を含めてクリニックのコロナワクチン初回接種が終わりました。やまがた循環器内科クリニック、当院、おざさ皮膚科クリニックの3施設合同での接種でした。インフルエンザワクチンは皮下注ですがワクチン接種は筋注で、上肢を下に下ろした状態で三角筋内に注射します。私はやまがた先生に注射してもらいましたが心配していた筋肉痛はほとんどなく、終わって数時間後少しだらしい感じがありましたが発熱などもありませんでした。その日は休日診療所で外科当直でしたが問題なく診療できました。接種した全員副反応はありませんでした。3週間後が2回目の接種の予定です。