院長ブログ – ページ 5

5/15に当院の近所に開院予定のながい眼科にスタッフと訪問して見学させていただきました。駐車場も広く、待合室、診察室、検査室、手術室があり先生、スタッフの動線に工夫されていました。開院前は山口大学眼科で研鑽を積まれお若く優しい先生ですのでこれからのご活躍が楽しみです。

5/3山口赤十字総合病院のグランドオープン記念式典に次期医師会長として参加しました。末兼院長の挨拶と5年にわたる工事の経緯と新病棟の特徴をプレゼンしていただき、県、市の代表挨拶ののち病院関係者、招待者一同で記念撮影がありました。その後病棟見学をさせていただきました。ユニバーサルデザインで日当たりがよく入院された患者さんに優しい配慮がなされていることに感心しました。

日赤かわら版にも記載されています

https://www.yamaguchi-redcross.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/%E5%B1%B1%E8%B5%A4%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%82%89%E7%89%88_Vol.249_-2024%E5%B9%B44%E6%9C%88%E5%8F%B7.jpg

 

先日帯状疱疹ワクチン予防接種の講演を拝聴しましたが当院でも4月から山口市の帯状疱疹ワクチンの補助が出ることもあり2種類のワクチンを取り扱っていますが、私も50才以上になるので開業して多数の帯状疱疹患者さん(結構整形外科で痛みで来られる方が当日あるいは後日帯状疱疹というケースがありますので)を診てきてまずは自分からということで接種しました。4/27看護師さんに上腕に筋肉注射してもらいました。(生ワクチンではなく組み換えワクチンの方です)副作用として筋肉痛、発赤、腫脹、発疹、発熱などありますが私の体験談としてはやはり筋肉痛は結構ありましたが他は特にありませんでした。2ヶ月後にもう一度必ず接種する(効果が半減するため)必要がありますが帯状疱疹になる前に予防効果の高いワクチンを打っておきたいと思いましたので報告しました。

4/24 かめ福オンプレイスでPain live sympojium in山口があり座長で参加しました。山口大学医学部麻酔科蘇生科の原田英宣先生が講師で「患者さんを幸せにする慢性疼痛治療を考える」というタイトルも素晴らしかったですが、講演内容も慢性疼痛の定義、心因性疼痛にかわる新しい痛覚変調性疼痛の概念についてもわかりやすく解説していただきました。慢性疼痛治療のゴールは患者さんの痛みをゼロにはできないが、訴えを傾聴し、ゴール設定を決めて一緒に治療してい木、ADL、QOLを上げることで患者さんの満足度を上げて幸せにすることである、というお話には非常に共感できました。今後の治療に活かせる内容でした。

4/28慢性疼痛に関するオピオイド鎮痛薬適正使用講習会を拝聴しました。講師は仙台ペインクリニック石巻分院院長の川井先生で山口大学麻酔科出身で同級生です。慢性疼痛に弱オピオイド鎮痛剤を使用することが多いので、その適正使用について教えていただき、先生の提唱される医療スタッフとチーム医療を教えていただき、服薬アドヒアランスの工夫、患者さんの価値観・ライフスタイルと意思を最優先する服薬コンコーダンスという考え方も新鮮でした。患者さん自身が痛みと向き合うセルフマネジメントが重要であることも強調されました。また行動経済学的見地から非合理的意思決定や行動をしてしまう場合に重要なナッジ理論、自己肯定感を高めることが自己効力感を向上する鍵であることを教えていただきました。

 

成瀬は天下を取りにいくをオーディブルで拝聴しました。宮島未奈氏のデビュー作で、滋賀県大津市の中学2年生成瀬あかりの高校3年生の夏までを描いた物語で多数の賞を獲得しており注目していました。

主人公中2の成瀬あかりは、滋賀県大津生まれで同年代によくある目立たないでいじめの対象にならないように気を遣う同年代の子と違って我が道を突き進む自由奔放な性格でそんな成瀬を応援する周りの友達に知らない間に支えられて生きていることを本人が高3の受験を前に気付かされるまでをさまざまな視点から捉えた作品だと感じました。周りに同調し、自己主張することが難しい子供達が一歩踏み出せる勇気と希望をもらえる作品でもあり、地元愛に溢れた成瀬の堂々ぶりには思わず応援したくなります。

次回作も出ているとのことで楽しみですね。

4/11 スタッフ数人のタケノコ掘りに行きました。仁保の患者さんのご厚意で筍林にご招待していただきました。

皆せっせとタケノコ掘りに勤しみ30−40本の筍を掘りました。

それぞれ持ち帰ってタケノコ三昧が続きそうです。

 

先日何十年ぶりに習字をしました

山口市医師会報のタイトルを(この度医師会長に就任したので)私が書くことになりましたので早速練習しました。何回も書き直しをして幾つか候補を選んでクリニックに持っていきスタッフに選んでもらいました。完成したらアップしますので乞うご期待を!

4/7湯田温泉井上公園で湯田温泉祭りのステージがありkスタジオのダブクエの子供達がダンスを披露するので応援に行きました。初心者の子供から経験者の中高生までうまく皆でダンスを構成してありました。

4/5は当院の開院記念日ですがいつものように粛々と診療が終了しました。最後に帰る受付スタッフから開院記念おめでとうございます!と言われて嬉しくなりましたが、気を引き締めて今後も診療にあたります。