院長ブログ – ページ 41

12/5鬼滅の刃の新シリーズが始まりました。久しぶりの新シリーズでしたが相変わらずクオリティの高いアニメを堪能しました。

TNCテレビ西日本で放映されています。

12/2クリニック終了後に看護師さんと新入局理学療法士スタッフが高周波治療器インディバ講習を受けました。インストラクターの指導の元肉離れの施術など実践してくれました。

夏から久しぶりにプールでスイミングを行いました。ゆっくりクロールでですが一時間かけて1.5キロ泳ぎました。膝の悪い方などプールで歩くことも有酸素運動としても有用ですのでお勧めです。

 

我が家のリビングのテレビが少し前からスイッチが入りにくくなっていましたがとうとうつかなくなりました!16年経っているのでよくもった方だそうですが新しいテレビが来るまで食事時何か静かすぎて寂しい気分になりますがお陰で家族の会話が弾む、という訳でもないのですがこの環境を楽しむようにしています。

 

11/23エコーSMAPセミナーをウェブで拝聴しました。SMAP award報告としてエコー機器を用いた臨床研究の成果を発表されました。

特に興味深かったのは救急現場で様々な整形外科的疾患にエコーが有用(椎骨動脈損傷、深部静脈血栓の2点識別、蜂窩織炎、コンパートメント症候群などへの応用)であるとのことでした。若い先生だけでなく指導医の立場の先生もエコーを用いることで臨床診断の幅が広がる可能性を改めて認識すると共に、自分でもまだまだ訓練が必要性を感じました。

午後からは胸背部痛の解剖と神経支配や治療ターゲットなどを勉強になりました。

11/19 コニカミノルタ主催の超実践!エコーガイド下インターベンションセミナー2021 ~苦手な頚部を克服しよう~をウェブで拝聴しました。エコーの第一人者の4人の先生方(宮武先生、岩崎先生、前田先生、都竹先生)の頸部神経根ブロック、椎間関節ブロック、大後頭神経ブロックなどまだまだ不勉強な分野を勉強しました。

 

11/18 第三回山口大学整形外科ウェブセミナーを拝聴しました。山口大学整形外科の先生方が専門分野について詳しく講演されるセミナーです。今回は関先生が骨盤骨折の診断と治療について講演されました。骨盤骨折は私達の若い頃は手術せずにひたすらベット上安静治療を行っていましたが救急医療の進歩と共に創外固定や手術治療が進歩していきました。最新の情報を教えて頂き勉強になりました。

 

11/13、14で日本臨床スポーツ医学会学術集会がハイブリッドで開催され、当日ライブ配信された中のプログラムを視聴しました。Tokyo2020の医事運営について、アスリートのトータルコンディショニング、Beyond2020+1ハイパフォーマンススポーツからライフパフォーマンススポーツへの3つのライブシンポジウムを拝聴できました。印象に残ったのは競技種目や強度、アスリートの体重、練習時間などにもよりますが、十分な炭水化物、水分、タンパク質摂取が運動後のリカバリーに重要であり、筋損傷による筋肉痛からの回復にタンパク質、n-3系脂肪酸、ビタミンDに加えてタルトチェリーがエビデンスが高い栄養素であることは初めて知り勉強になりました。タルトチェリーは痛風の予防にも有用との報告もあり今後注目したいと思います。

11/13 山口グランドホテルで山口県臨床整形外科外科医会教育研修会があり参加しました。最初に島根整肢学園の星野先生の小児整形外科疾患と超音波検査を拝聴しました。

股関節脱臼におけるグラフ法について詳しく解説されました。又股関節液の貯留にもエコーは有用です。肘内障の診断も関節内血腫の有無、Jサインを確認できます。足関節捻挫も靭帯損傷だけなのか、X線でも特殊な撮像をしないと描出困難な薄い剥離骨折を合併しているかの診断も可能です。

次いで金沢医大の松下先生の関節リウマチ診療ガイドライン2020からみたRA治療戦略のウェブ講演を拝聴しました。日本で作成された関節リウマチガイドライン2020作成の流れと薬物療法、非薬物療法について講演されました。薬物治療についてはMTXを第一選択(使用困難な場合DMARDS)を使用し治療目標が達成されない場合にはバイオ製剤、JAK阻害剤を使用して治療目標を達成しないときには治療薬の種類を変えるという治療の流れを提示され、ステロイドや消炎鎮痛剤は補助的治療ということも示されました。バイオ後発品に関しては先発品とほぼ同等の効果を期待でき、JAK阻害剤は安全性の面で長期成績が出ていないとのことでした。非薬物治療では薬物治療は基本ですが関節内注射や運動療法の有用性、外科的治療では人工関節置換術が代表的な手術となりますが関節固定術なども患者さんの希望、進行時期に合わせて選択することも提示されているとのことでした。

11/11山口グランドホテルで山口県医師会自賠責保険研修会があり参加しました。自賠責損害調査事務所長の「自賠責保険のしくみ」についての講演の後に姫路赤十字病院麻酔科の石川先生の特別講演「外傷性脳脊髄液漏出症は存在するか?そのピットホールとマネジメント」を拝聴しました。交通事故による頚部痛でいわゆるむち打ち関連障害の中に脳脊髄液減少症という病態が1-2%と言われていますが診断が難しく治療も難治例が多いと言われています。治療として硬膜外自家血注入療法が行われますが成功率は64%(症状を4割程度に改善する)との報告があるそうです。起立性頭痛(3ヶ月以上持続)、頚部痛、耳鳴り、めまい、倦怠・易疲労感に加えて多彩な随伴症状があります。造影CTMRIミエログラフィー、RI脳槽シンチなどの検査で診断がつける必要があるとのことでした。