院長ブログ – ページ 31

6/4クリニック終了後に山口保健会館で4回目のコロナワクチン接種(今回モデルナでした)をしてもらいました。ネットで予約しましたが会場は全く混雑しておらず行ってすぐに問診後接種が終了しました。今回終わってから2日目に注射部位の筋肉痛のみで他には特に問題ありませんでした。

6/3クリニック終了後にコニカミノルタエコーセミナー超実践!超音波ガイド下インターベンションセミナー~実はみんな困っている?足のインターベンション~を拝聴しました。足周辺の痛みに対して6名の先生方が解剖、疾患、エコーガイド下の注射の方法などコンパクトにまとめてレクチャーされました。今後の診療に活かしていきたいと思います。

日清食品の完全食(メシ)はご存じでしょうか?今の社長が健康に良い保存食に力を入れているそうですのでお試しセット購入しました。カレーも美味しくカロリーも抑えてあり栄養バランスが良いとのことで要注目です。

日曜日の夕方家に引きこもってばかりいるわんこたちのストレス解消に阿知須きららドームの裏手からレストランTOMATOPの駐車場の方にドッグランがあるので連れて行きましたがあいにく閉まっていたので散歩をしました。海からの風が気持ちよく景色も最高でした。ワンコたちも慣れないリードを嫌がりつつもストテレス解消になったようです。

週末久しぶりにドライブして光の冠山公園に行きました。キャンプ場などもありますがバラの展示を観に行きました。様々な種類のバラがありプリンセス…やロナルドレーガンなど人の名前のバラもあり目の保養になりました。日本庭園もあり菖蒲も見事でした。

5/23 クリニックにクール宅急便が届きました。中にはアイスケーキが入っており手紙が添えられており、読むとびっくり、熊本の中学校の同級生からで現在福岡でアイスケーキと洋菓子の店を開いている宮本くんからのプレゼントでした。Facebookで偶然私の事を見つけてくれたようで、達筆な字で中学校時代に遊んでいた仲の良かった彼と他の同級生たちの近況を教えてくれました。走馬灯のように当時の思い出が蘇ってきて懐かしくなるとともに、早速彼に連絡してお礼を言いました。福岡に行った時には彼の店を訪れたいと思います。

5/19 18:00から旭化成のMRさん向けの社内講演会をウェブで行いました。県内各地から聴講して頂きました。骨粗鬆症の治療テリパラチドの当院での治療成績ーというタイトルで骨形成促進剤であるテリパラチドの当院での治療成績について1時間講演しました。終わってから質問も多く皆さんの熱意が伝わってきて講演した甲斐がありました。

次いで獨協医大麻酔科医学教授の山口先生のガバペンチノイドの可能性と課題についてのご講演を拝聴しました。慢性疼痛の治療戦略として神経ブロック、薬物療法、共感傾聴が基本になります。神経障害性疼痛の薬物療法についてはオピオイド鎮痛剤は推奨されずカルシウムチャンネルアルファ2リガンドが神経障害性疼痛のガイドラインでも推奨されています。ガバペンチノイドにはプレガバリンとミロガバリンがあり副作用としてめまい、傾眠、ふらつき、転倒、体重増加、浮腫あります。ミロガバリンは日本で開発された薬剤で維持量が有効投与量まで増量しやすい長所があるということでした。又既存薬プレガバリンなどからミロガバリンへの変更時の安全性有用性を検討 されたMIROP studyという多施設スタディの結果を報告され、ミロがバリンは80%が有効投与量まで増量でき副作用は傾眠、めまいはありましたが中止になる例は少なかったとのことでした。

最後に慢性疼痛における薬物療法の位置付けについて痛みが改善した時には減量休薬を考え、必要に応じて再投与することが望ましく、終わりを見据えた薬物療法を考えることを教えて頂きました。2-4週で用量判定、1-3ヶ月で効果判定、3-6

チームで診る 痛みとこころのセミナーが5/18にウェブで開催され座長として参加しました。九州大学診療内科の細井先生の慢性疼痛におけるチーム医療:心理社会的因子の評価と交流のポイントのご講演を拝聴しました。新しい痛みの分類として痛覚変調性疼痛の分類を紹介され、幼少期、学童思春期、家庭や職場でのストレスなどのスリーヒット仮説と医療現場における4th ヒットとしての医療不信を生じることを示されました。小児期の虐待など家族の問題、学校でのいじめなどの問題、職場でのパワハラなどが慢性疼痛の原因となり過活動や不活動など生じるメカニズムを解説されました。実存的苦悩と身体の痛みを評価して過活動の場合にはページング、不活動に対しては自己効力感を高めたりする認知行動療法の手法も紹介され、失感情症(アレキシサイミア)、失体感症(アレキシソミア)などの解説もして頂きました。又慢性疼痛の病態分別の評価法としてPRISMという患者の病気に対する苦悩の大きさを評価する手法を用いておられるとのことでした。慢性疼痛の治療戦略として痛覚伝導系の亢進には鎮痛薬の適切な処方、痛覚抑制系の機能低下には適切な休息安心感を与えることの必要性を教示されました。

心療内科では担当医のこころの引き出し方で痛みが和らぐような治療ができるようチーム医療の重要性、心理カウンセリングによる患者の視点の変化を促していくそうです。

5/6から開院以来初めて休診する事態(コロナ感染)を自ら引き起こしてしまい、患者さん、スタッフ、関係者各位に大変ご迷惑をおかけしました。10日間の自宅待機期間は今となってはあっという間に過ぎてしまった感があります。本日はN95マスク着用してフェイスシールド 、手袋着用して(患者さんに不安を与えないようにするためです)臨みましたが、患者さんも温かい言葉をかけていただき感謝の気持ちでいっぱいです。仕事できる喜びを噛みしめながら体力的には少しキツかったですがスタッフの協力のもと無事終了することができました。明日からも頑張りますのでよろしくお願いいたします!