第8回 山口市リウマチ病診連携の会
2022/09/08
2022/09/08
2022/09/07
9/6台風が山口県にも接近して心配されたので私も早くクリニックに行って準備しましたが幸い直撃には至らずホッとしました。さてクリニック終了後にロコモと痛みを考える会 in 吉南を拝聴しました。講師は名古屋大学整形外科今釜教授でロコモティブシンドロームと疼痛・QOLの関連~神経障害性疼痛を中心に~について拝聴しました。今釜教授は脊椎外科の分野のトップリーダーで山口県宇部市ご出身です。神経障害性疼痛は脊椎疾患でも多く、難治性脊椎疾患(脊髄腫瘍や靱帯骨化症など)では手術で歩行機能等は改善しますがビリビリジンジンといった神経障害性疼痛は残存するので適切な薬剤の選択が必要とのことでした。またロコモティブ症候群については先生の研究の結果(名古屋大学整形外科が30年間検診されてきた八雲スタディ)を踏まえながらロコモはフレイルより痛みやQOLにより影響することをお示しいただきました。
2022/09/06
休日にうちのワンコのいい写真(あくまでも飼い主目線ですが…)が取れたのでアップします。
風に吹かれて2匹が涼しげな横顔をしています。
2022/09/05
先日日本スポーツ協会公認スポーツドクターの更新に伴い立派な認定証が届きました。これからもスポーツ整形外科の分野も勉強して患者さんに適切な治療をお届けしたいと思います。
2022/08/31
8/30火曜日は19時診療の最後の日でした。1ヶ月前からの告知もあり、あまり混雑なく終了できました。今後は月から水、金は18時までの診療になりますが引き続き精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。
2022/08/29
8/28(日)に第20回脊椎脊髄病医研修会がウェブであり朝から聴講しました。脊椎脊髄外科の専門医の先生方による30分の講義があり8:00-15:40の間に視聴して確認テストに回答して終了ですので真剣に聴講しました。同門の山口大学整形外科の今城先生の電気生理の講義もあり山口大学整形外科電気生理グループが積み上げてきた知見(経頭蓋磁気刺激による脊髄伝導路の解析など)を含めて解説されました。脊椎外科医として新しい知見として成人脊柱変形には変性側弯症にはde novo変性側弯症と二次性変性側弯症がありx線撮像で前後面での異常だけではなく、矢状面でのアライメント異常の評価が必要で最近問題になっている脊柱後弯変形では胃食道逆流症や腰背筋のコンパートメント症候群による腰痛性間欠跛行が問題になり30度以上の側弯や後弯で保存的治療に抵抗性の場合に手術を考慮しますが変形矯正に骨切り術を併用する場合には手術侵襲、合併症の頻度も大きくなるのでインフォームドコンセントをしっかり行い決定する必要があるとのことでした。そのほか診断から治療、リハビリ、リスク管理まで勉強できました。確認テストはおそらく満点?取れたと思います。
2022/08/28
8/27コニカ運動器セミナーがあり拝聴しました。エコーのエキスパートの先生方が自分の経験した症例を提示していただきました。腰部神経根ブロックはレントゲン透視下に行うのが一般的でエコーガイド下の神経根ブロックは私の知る範囲では確立した方法がないと思っていましたがエコーで腰の神経根を同定できる方法は非常に勉強になりました。
2022/08/24
新しい当院のCMが完成しました。スタッフも見てもらい好評価!?でした。9月からTYSで流れますので是非見て頂けると幸いです。自分で見るのは照れ臭いですが結構上手く取れていると思います。
2022/08/23
休日に山口市道場門前にある天ぷらさわらぎさんで初めて天丼を食べました。揚げたて天ぷらは非常に美味しかったです。今まで行ってないことを後悔しました。
2022/08/22
8/20 第10回九州・沖縄・山口OLS研究会ウェブセミナーがあり、演者として参加しました。私は中外製薬のオフィスから九州沖縄山口の10名の世話人の先生方と特別講演の萩野先生をウェブで結んで行われました。一般演題として病診連携について病院の立場、診療所の立場、地域医療・医師会の立場として私を含めて3人の先生の演題がありました。次いで特別講演としてリエゾンサービスによる骨卒中予防の重要性〜診療報酬の改定を踏まえて〜を拝聴しました。後側方に転倒すると大腿骨近位部骨折が生じやすいそうです。橈骨遠位端骨折は神様のおぼしめし骨折とも言われるそうですが大腿骨近位部骨折は骨卒中(bone attack)の代表的疾患です。大腿骨近位部骨折は早期手術が重要ですが今回48時間以内の手術に加算がついたことで早期手術への理解が進むと考えるとのことでした。最初の骨折後の骨折をimminent(切迫) 骨折といわれ骨折予防が非常に重要であるとのことでした。今回大腿骨近位部骨折の継続的な二次骨折予防として管理料が認められたことで継続的な骨粗鬆症治療が促進されるとのことでした。運動療法では高強度レジスタンス・インパクトトレーニングで骨密度が上昇するという報告があることを教えて頂きましたが、高齢者には中々難しいので片脚起立などバランス訓練なども転倒予防効果が期待できます。リエゾンサービスが介入すると骨粗鬆症治療率が高くなるとのことでした。骨粗鬆症治療薬の選択として椎体骨折、大腿骨近位部骨折抑制効果のエビデンスの高い薬剤を示して頂きました。骨形成促進剤としてテリパラチドは機能的転機には関与するが骨癒合促進には現状では差はないことも教えて頂きました。又手術後のビスフォスフオネート製剤の投与が手術後の骨癒合促進には影響しないとのことも教えて頂きました。骨折治療のゴールとして治療目標は若年成人比較(YAM値)で70パーセント、できれば77パーセントを目指すことが望ましいとのことでした。最後にパネルディスカッションとしてDXA連携、医科歯科連携の実際について大分地区、沖縄地区、久留米地区、鹿児島地区における連携について4人の先生方の発表後全員討論がありました。各地域での病診連携の取り組みと今後の課題についてディスカッションがありホットな会でした。