院長ブログ – ページ 24

11/27日曜日は山口市休日外科当番日でした。骨折の患者さんが比較多く、二次救急病院に紹介したり、徒手整復できて紹介せずに済んだ方もありましたが無事終了しました。月曜日から1週間が始まりますがファスティング後で気持ちは充実しています。

 

11/23の文化の日に家内とファスティング(断食:水分のみを摂取し、固形物を摂取しないことで胃腸を休める)に挑戦しました。1回目は無謀にも準備期間をおかずにやってしまい体重も変わりませんでしたので、今回は数日前から準備期間を置いてkスタジオの袖岡トレーナー作成マニュアルに沿って実行しました。一人だと厳しかったですが、夫婦で行うとどちらも食べれずいい夫婦(11/22ですが…)の日を過ごせました。結果はファスティング翌日で2kg減でした!ファスティング後も大根、お粥など徐々に普通食に戻していきます。

11/2010:00-18:00まで先進整形外科エコー研究会を拝聴しました。1日かけてエコーの勉強を行えますので毎年参加しています。最初にSMAPアワードという貸与されたエコーを用いて研究等を行った先生方の発表がありました。和歌山医大の先生がアワードを受賞されました。

次にメディカルクリニック柿の木坂の岩田先生のしびれって何だろう?という講演を拝聴しました。先生のご専門は神経内科です。痺れの診断がは問診が重要で感覚障害だけでなく、筋力低下(麻痺)、意識障害として訴える場合があるとのことで非常に勉強になりました。またTinel サインの由来やHoffmann、Phalenテストなど歴史を紐解きながら講義をして頂き大変印象に残りました。

11/19 17:00-19:00に「超音波ガイド下インターベンションセミナーー手領域の超音波ガイド下治療の実際ー」を拝聴しました。手外科専門医の先生がエコーを使用した注射、ハイドロリリース、手術を紹介されました。特にばね指の腱鞘内注射の手技と手根管のハイドロリリースの手技、手関節尺側部痛の鑑別診断が勉強になりました。明日の診療に生かしていきたいと思います。

11/15 昼休みを利用して第2回院内木鶏会を開催しました。雑誌「致知」を読んで感想文を小グループで発表してグループ内で一人代表して発表してもらいました。1時間があっという間に過ぎましたが皆の感想文はどれも個性的でお互いがいい刺激になったと思います。

 

11/12クリニック終了後に11月に開院されるこころのクリニックのぞみの内覧会にお邪魔しました。心療内科のクリニックで待合室や廊下もスペースを取りプライバシーにも配慮されていました。診察室の裏にもスタッフ専用のバックヤードがあり当院にはないので非常に羨ましい限りです。青島院長にもご挨拶させていただきました。

11/12,13 山口大学整形外科主催の西日本整形災害外科学会が宇部市であり11/13朝から参加しました。脊椎外科分野の発表の会場で脊椎外科領域の発表を聞かせて頂きました。久しぶりにリアルの学会に参加して質問なども行い勉強になりました。特別講演で大阪大学の忽那教授のCovid-19 最近の話題について拝聴し、ランチョンセミナーで山口県立総合医療センターの田中浩先生のJAK阻害剤による最新のリウマチ治療と整形外科医の役割の講演を拝聴しました。米英の留学のご経験のある先生から日本のリウマチ診療の特殊性(海外では関節炎はリウマチ医が診ますが日本ではフリーアクセスの利点として整形外科開業医、リウマチ専門医が早期診断が欧米より可能ですが生物学的製剤やJAK阻害剤は内科との連携が難しければリウマチ専門医に紹介した方がいいとのことでした。生物学的製剤でリウマチの治療成績は上がったのですがある程度関節破壊が進行していれば高齢者では軟骨変性による人工関節手術は減っていないとのことでした。午後から私も久しぶりに「当院で経験した骨吸収抑制薬関連顎骨壊死の検討とその対策」という演題を発表しました。県内の先生方とも久しぶりにお会いして話が出来て有意義な1日でした。

11/9 クリニック終了後にウェブ講演会があり拝聴しました。鼓ヶ浦整肢学園の黒川先生が「この子のO脚、ただのO脚?」の講演でした。下肢のアライメントは1-2才ではO脚、3-4才ではX脚になりその後軽度のO脚に落ち着いてくるので経過を見ていくことが重要ですが、中にくる病やBlount病が含まれるので定期的なX線検査や採血が必要になるとのことでした。くる病のX線写真は実際に経験したことがなかったので大変勉強になりました。採血ではALP,Ca,P,25(OH)DFGF23などを計測してくる病の鑑別を行い、小児科専門医に紹介してビタミンDやリンの補充以外にブロスマブ(遺伝子組み換え製剤)を使用すること、成長線抑制術を併用することなど教えて頂きました。明日の診療に活かしていきたいと思います。

11/6 日本整形外科学会リウマチ研修会をウェブで拝聴しました。

3時間で6つの講義があり、特に

抗リウマチ薬(DMARDS)には合成抗リウマチ薬(sDMRDS)と生物学的製剤(bDMRDS)があり、合成抗リウマチには新しく出た分子標的型合成DMRDS(tsDMARDS)、生物学的製剤には従来型のboDMRADS以外のバイオシミラー(bsDMRDS)が加わりその特徴、使用方法などを解説していただきました。またメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患(MTX-LPD)も注意すべき合併症でリンパ節腫脹やリンパ腫が出現した場合の検査や中止して改善しない場合には血液内科への紹介が必要とのことでした。

手術適応も薬物療法が発達して膝、股関節等の人工関節は減少しましたが四肢の関節手術は増加しており患者さんのADLQOLの向上には寄与していますが感染には注意が必要とのことですが手術法の進歩も勉強になりました。

11/5にコロナワクチン5回目の接種を行いました。接種券が送ってきてバーコードを読み込んで希望の日時から行なっている会場が選べるので便利になりました。今回は県庁で行いますました。比較的人数は多かったです。みなさんも接種券が送ってきたら早めに行かれることをおすすめします。