院長ブログ – ページ 21

1/30クリニックに前日Kスタジオで生けた花を持ってきて、受付の原田さんに花瓶に生けてもらいました。患者さんの癒しになれば幸いです。

1/29Kスタジオで初めての生花に挑戦しました。

茶華道柴山正流の先生の指導の元、セッカエニシダ石化金雀枝とチューリップ鬱金香を使用して生けました。セッカエニシダは茎にカーブをつけたり、ためる、しごくといった技法を使い、チューリップ鬱金香は茎を整理する、茎をためるという技法を使うとのことで色々な作法(ルール)を教えて頂きながら先生のご指導の元何とか作品が完成しました。終わってから持って帰ってよかったので自宅に飾ります。

 

1/28令和4年度山口・吉南女性医師部会合同研修会が山口市医師会館で開催され、参加しました。特別講演で山口県立美術館学芸専門監の荏開津通彦先生の「キュレターに聞く!雪舟」がありました。雪舟は1454年に京都から山口の大内氏を頼って来て遣明使として明に渡航しその際に明でも実力を認められて壁画を制作しており、明から帰国後10年間消息不明だったそうですがその後大内氏の元に戻って来たそうですが高齢になってからもその実力は進化して86才まで長生きしたとのことでした。荏開津氏の雪舟の作品を解説されながら雪舟らしさ(ナチュラルではなく人工的に作られたなど)をエピソードを交えながら拝聴しました。

1/27クリニック終了後に待合室の空調が故障しました。何回かオンオフして確認しましたがやはり正常に作動せず、この厳冬での週末を考えて慌てて午後電器屋さんに駆け込みました。石油ファンヒータ、パネルヒーター、温風器など色々ありましたので店員さんに聞いてみると広い範囲を温めるなら石油ファンヒータが一番とのことでしたので一番広い範囲温められる19畳用を購入しました。以前空調器を購入するときにも苦労しましたが、シーズン中には暖房機を品薄(生産中止)になるとのことで、備えあれば憂いなし、ですが流石に予想できないことで仕方ありませんでしたが、結果的にはかなり温かくなるのでなんとか乗り切れそうです。空調器も開院して10年以上働いてくれたのでこちらも買い替える必要があるとのことでした…しばらくは石油ファンヒータのお世話になりますので患者さんにはご迷惑おかけします。

 

1/26アステラス山口支社から配信でウェブ講演があり座長として参加しました。野村整形外科の野村裕先生の新鮮骨粗鬆症椎体骨折のロモソズマブの治療戦略の講演で、興味深く拝聴しました。脊椎骨折にロモソズマブを使用したまとまった報告は今までなく、様々な視点で検討されており、直接お会いできず残念でしたが会の前後に色々お話しできたので勉強になりました。

 

 

1/24夜から降り始めた雪が朝から吹雪いてきたので朝から事務長と雪かきをしていたら続々とスタッフが集まって手伝ってくれてなんとか駐車場も止めれる程度になりました。雪かきセットが役に立ちました。

1/22ドッグサロン花陰さんで愛犬3匹を連れて歯石取りを行いました。以前にもお世話になったdogcarerianさんでうちの3匹のワンコの歯石をしっかり取って頂きました。犬も人間も歯周病予防は一緒ですね。

ある矢沢永吉ファンの方から貴重なマスクを頂きました。なんと矢沢永吉の公式マスクだそうです。大切に使います、といいたいところですが早速診療日に使用させて頂きましたが紙の質が良く、流石永ちゃんのマスクだと感動しました。

日本整形外科学会が2026年に創立100周年を迎えるにあたって100年プロジェクトなるものを進めているそうですので紹介します。運動器を扱う専門医として人生100年時代に相応しい目標と思いますので当院でもこの目標に向けて取り組みたいと思います。

1/14 18:00から山口県臨床整形外科医会が山口グランドホテルで開催され参加しました。最初に山口大学整形外科講師西田周泰先生が非骨傷性頚髄損傷のバイオメカニクスについて講演されました。山口大学の服部の分類から脊髄のバイオニクス研究を発展させて西田先生のグループは3次元モデルによる高齢者の脊髄は若年者より脊髄応力が増加すること、圧迫骨折のバイオメカニクス解析などを紹介されました。又シミュレーションのための人体モデリング、医工獣産学連携の為の取り組みをお話されました。先生がコロナ禍での海外留学の経緯も興味深く拝聴しました。骨折の伴わない頚髄損傷の軟部組織(椎間板、前縦靱帯、後縦靱帯、黄色靱帯、棘間靭帯など)のバイオニクスでの研究結果、マツダとの共同開発による衝突事故のバイオニクス研究など多彩な研究をされていることを報告されました。

次いで小郡第一病院服部泰典副院長の手外科のcommon diseaseの講演がありました。更年期の女性の手の障害をmenopausal handと言われているそうです。その中で手根管症候群について臨床症状、電気生理学的検査、治療について解説されました。手根管内のトリアムシノロン注射は効果がありますが神経毒性や神経損傷に注意する必要があるそうです。手術は鏡視下手術と直視下手術がありますが鏡視下手術は再手術例や抗凝固剤中止困難例は適応外とのことでした。小郡第一病院での手根管手術は80%以上は鏡視下で行われ、高齢者が増加する傾向があるとのことで母指球筋萎縮がありつまみ動作が困難な場合には対立再建術も適応になります。先生が従来の対立再建術であるカミッツ法の変法を開発され紹介されました。次いで変形性関節症でへバーデン結節の手術治療、母指変形性CM関節症のステージ分類と手術的治療、ブシャール関節の手術治療(シリコンインプラントによる人工関節置換術)を教えて頂きました。先生の沢山の症例から関節の固定角度、術後のリハビリが重要であるということがよく理解できました。