院長ブログ – ページ 108

3/7翠山荘にて山口県立総合医療センター交流会がありOBの一人として参加しました。当院お隣のやまがた循環器内科院長、おざさ皮膚科クリニック院長もOBですので当然参加して、現役のDr方とお話しさせていただきました。山口県立大学理事長の江里先生の挨拶から始まり、県立総合医療センターの前川院長のお話で臓器、疾患別センター化を行い各診療科の垣根を越えた病棟編成をされたことなど、先進的な取り組みを報告されました。自分のいた病院ですので今後も県立総合医療センターの行く末を見守っていきたいです。
 
3/5 15時からレノファ山口のホームでの初戦(対アビスパ福岡)を観戦しました。12時前に維新公園前を通ったらすでに多くの方が来ており、混雑が予想されたので早めに会場入りしました。残念ながら負けてしまいましたが、選手たちの運動量の多さとパス回しのうまさ、気^パーのセーブ力には感心しました。次回こそ頑張って白星をもぎ取ってほしいですね。

3/3クリニック終了後に関節リウマチ診療における呼吸器疾患のチェックポイントー感染症対策を中心にーという演題で山口赤十字病院呼吸器内科の国近先生の講演を拝聴しました。関節リウマチの気道肺病変では中枢気道肺病変と末梢病変があります。肺結核は日本では罹患率が16ぱーせで米国の6倍で山口県は中国地方で一番多いそうです。国内では年間2万人以上の患者さんが新たに登録されています。最近では非定型抗酸菌症の患者さんも増加しています。結核は空気感染であり同じ部屋で製剤でうつる病気ですが感染したとしても排出されることもありますが感染しても細胞性免疫によって封じ込められ生涯発症しないこともあります。ところが免疫抑制剤や生物学的製剤で発症することがあるので注意が必要です。生物学的製剤では肺外結核が多いそうです。2周以上続く咳嗽痰微熱倦怠感、高熱胸痛リンパ節腫脹が出るそうです。潜在性結核感染症の患者さんにはINHの単独投与で対応するそうです。職場で結核患者に接触した場合二ヶ月後にツベルクリン反応を行いますが最近ではクォンティフェロンやTスポットなどの検査を行います 非結核性抗酸菌症はMACとM kansasiiがあり前者は完治は難しいそうです。画像では空洞型と気管支拡張型があり生物学的製剤投与前に胸部CTで確認するとのことでした。他にニューモシスティス肺炎、細菌性肺炎、間質性肺炎についても解説して頂きました。

先週末よりあわただしくブログ更新が遅れました・・・(苦笑)3/2木曜日クリニック終了後に長門の大谷山荘でムーブマンパーティーがあり参加しました。ヤスベエさんに招待していただき初めて参加しました。参加された方はラジオのムーブマンに出演された方も多く、以前からの顔見知りの方もおられて非常に楽しいひと時でした。ヤスベエさんが司会進行され、様々な出し物などもあり、あっという間の二時間でした。どさけんさんも来られていて気さくに写真を撮らせていただきました。大谷山荘の大浴場も参加前に入ることが出来て非常に満足のいく一日でした。


いよいよ本日HPリニューアルしました!と言ってもクリニックではなくDrs.Fitness K STUDIOのHPです。今のところPC版で、スマホでも見れますがPCで見た方がみやすいのでぜひPCでご覧ください。スマホ版は近日中に完成予定です。袖岡施設長が頑張ってくれてクオリティーの高いものに仕上がっているのでクリニックも負けじと更新したいと思います。




 

2/26山口県総合保健会館で第143回山口県医師会生涯研修セミナーに参加しました。九州大学小児科の大賀教授のこどもの発熱の講演の後に徳島大学医学部整形外科の西良浩一教授の発育期腰部疾患の確定診断と低侵襲治療〜非特異的腰痛の病態〜という演題でした。西良先生は腰椎内視鏡や腰椎分離症について日本での第一人者です。非特異的腰痛が85パーセントという話がありましたが腰痛に対して確定診断追求をあきらめた時に非特異的腰痛となるというメッセージが印象的でした。西良先生によると小児の腰痛の半数は腰椎分離症であるとのことでした。腰椎の前屈で痛いときは腰椎椎間板ヘルニア、後屈で痛いときは腰椎分離症であることが多いので鑑別のポイントとのことでした。ヘルニアの手術でPEDという腰の外側から8ミリの皮切で行う手術を紹介されました。高校生のヘルニア手術例も20例近くあり多数の有名アスリートも手術されており豊富な経験からのお話は説得力がありました。

また発育期特有の屈曲位腰痛としてヘルニアではなく椎体骨端輪骨折のことがあり、ヘルニアと違って自然吸収されないので手術になることが多いそうです。MRIだけでは診断困難でCTが必須です。小児の進展時の腰痛は腰椎分離症が多いです。腰椎分離症は日本人の6パーセントで発育期に生じる疲労骨折で小中高生で46〜50パーセントでMRIが早期診断に有用で進行期には滑膜炎を合併しています。両側分離症でもMRI STIR像で高信号がある方が新鮮例であり、初期で発見されればスポーツ中止とコルセット治療で3ヶ月で90パーセントは骨癒合するそうですが進行期以上になると6ヶ月かかり癒合率も低くなるので早期発見早期治療が重要です。こどもの時期のすべりは終板ですべることを留学先のアイオワ大学で証明されました。分離症で小学校低学年はすべる可能性が高いので特に女子は経過観察が必要です。先生のおすすめするジャックナイフストレッチの紹介と新しいventral central facetectomyという新しいPEDの手術術式を紹介されました。


 
Drs.Fitness K STUDIOのHPがもうすぐ完全リニューアルされます。袖岡施設長から連絡がありテスト画面を拝見しましたので一部ですが公開します。内容に若干の変更があるかもしれませんが、来週には見れるようになると思いますので当院のHPからでもリンクしていますのでご覧ください!当院のHPもKスタジオに負けないよう更新したいと思います。




 
2/23 第一三共さんの小郡事務所で社内研修会の講師を務めました。骨粗鬆症性脊椎骨折の診断と治療について熱く語るとともに、テリパラチド製材、この日の為にまとめたデノスマブの結果を発表しました。これで少しゆっくりできます。次はフットケアの講演にむけて準備をします。
今月の済生会だよりに整形外科岸本部長が一面で載っていました。済生会病院に赴任されて16年とのことで、誠に頭が下がる思いです。脊椎の手術症例数も県内トップクラスで肩の手術症例数は県内だんとつトップだそうですので、これからも病診連携宜しくお願い致します。