こんにちは!
最近診察室で院長先生が
「…全国的にビタミンDのお薬が不足しています。
…骨密度も保たれているので…今回の処方はなしでいきましょう!」
と話しを受けた方も多いと思います。
というのも
国がジェネリック薬品に移行推進しているおり
ビタミンD3製剤製造シェアの多い会社が製品品質の指摘を受けたことから業務停止や
工場移転等のため安定供給出来なくなったことが要因です。
【中外製薬は10日、骨粗鬆症治療薬「エディロールカプセル0.5μg、同0.75μg」
(一般名:エルデカルシトール)
の出荷調整を解除した。同社の増産体制が軌道に乗り、同一有効成分の他社製品の
供給量が10月上旬から回復するとの情報を確認できたことから、
エルデカルシトールとして継続的な安定供給の見通しが立ったとしている。
中外は、同製品と同一有効成分である他社製品の供給不足を受け、
急激な需要増に対応するため、7月から出荷調整を行ってきた。
並行して供給量を増やしてきたものの、
一部医療機関には必要な量が行き届いていなかった。】
貼り付け元 <https://www.yakuji.co.jp/entry89438.html> ※薬事日報より
ですが骨粗鬆症治療のためのビタミンDはお薬だけに頼らなくても
からだに取り入れることはできます。
いつもお話しているお食事や日光浴です。
しかしながらプラリアの注射をされている方はビタミンD製剤はかかせません。
先生は色々考えてその方の一番いい方法を考えてくれていると思いますので
安心して治療を続けていただいて大丈夫です。
看護師・診療放射線技師部門からでした。