こんにちは!
最近診察室に訪れる患者さんで…
ぶつけたとか捻ったという記憶が無いのに
突然、普通に歩けない程 足が痛い⁉ 靴が履けずにサンダル履きで…
実はその原因は 高尿酸血症 痛風だった!!
とゆうことがよくあります。
今や痛風はおじさんだけがなるものではなく
若者や60代を超える女性も多く、食生活や体質の変化で身近なものになってきています。
痛みの始まりは突然やってきます。
いつもより運動したり作業をした後など
関節についた尿酸が関節内に剥がれ落ち
それを体の兵隊の白血球が侵入者が来たと退治にかかります。
また 尿酸は体の水分量が少なくなると針の様なトゲトゲを出します。
風が吹くだけでも痛い訳は…このダブルパンチ?の痛くて熱を持つ関節炎のせいです。
7月は痛風の発症リスクがグンっとあがるそうです。
店頭にはプリン体OFFの食品を多く見かける様になりましたが
コロナ禍で家飲みが増え、プリン体OFFのビールだから安心したり
焼酎にしてるから大丈夫!
と思ってら…あの怖い痛みが再びになってしまうかもしれません。
アルコール自体が尿酸値を上げてしまい、体の水分を蒸発させてしまいます。
だから『水分を取りましょう!』とお願いするのはそのせいです。
1度 痛風になっている方はトゲトゲ予備軍が関節内にいる可能性があります。
2ℓ/日の水分を心がけて取りましょう!
職場の健診で尿酸値が高いことを指摘されてはいませんか?
足の親指の付け根が痛風の好発部位です。
しかしながらどの関節にも関節炎は起こります。
また過去に痛風になった方は痛くなる予感?がわかるそうです。
気になることがありましたらどうぞお気軽にご相談下さい。
看護師・診療放射線技師部門からでした。