山口県診療放射線技師会学術大会県民公開講座

  こんにちは看護師、診療放射線技師です。5月中旬に山口県診療放射線技師会学術大会が開催され、私は県民公開講座をWebで聴講しました。講師は真言宗 神峰山 般若寺第90世住職 福嶋弘昭 先生で、「山寺で観えたもの」~日本人の忘れ物~ といったタイトルで講演されました。般若寺は山口県熊毛郡平生町の神峰山に位置し、開祖は「聖徳太子」に仏教を伝えた「慧慈和尚(えじわじょう)」との事です。なお、自らが「いけにえ」となり「金龍神」を鎮めた般若姫を祀ったお寺で、1400年もの間、大畠瀬戸を見守り続けている山寺だそうです。講演では、お寺の歴史から和尚自身の経験をとおして得られた知見を聞く事ができました。今回の講演で熊毛郡に非常に歴史のあるお寺が在る事を始めて知りました。また「お寺は、これまでに背負ってきた悩みや苦しみを下ろしに行く場所」と言われた和尚の言葉が深く印象に残りました。