ロシアの武術「システマ」について

理学療法士の中田です。

本日は本の紹介をしようと思います。

ロシアの武術「システマ」についてです。

僕は体を動かすことが好きで、20歳代の頃は、色々武術などの講習会に行っていました。

システマを練習している方にも、お会いする機会があり、技をかけられたり、ストライク(パンチ)を受ける機会があり、楽しかったのを覚えています。

今回はそのロシアの武術「システマ」について、わかりやすく小説形式にてかかれている本を紹介したいと思います。

表紙の目次では、指令1「よかったこと」に目を向ける など1~17の指令が書いています。

その指令の中で、一人の男性の日常生活がシステマの考えを取り入れる中で、変化していく様子が書かれています。

特に技術的なことは書いていないのですが、その分、日常生活の見方を変えるヒントが本書にはたくさん詰まっています。

私が特に印象に残ったのは、指令2「ゆっくりやる」です。

「無闇に急いでいる人間は、見落としてはいけない大切なことを見落としてしまう」

「今の世の中では、物事をゆっくり、冷静に分析することが足りてません」

これは自分のこと言われているのではないかと思い、焦りました。

忙しくなるとつい、色々なことを見落としてしまいます。

修正する機会をもらった本でした。

じっくり読んでも1時間半程度で読むことができます。

興味のある方が是非読んでみてください。