this is not a samurai

山口県立美術館で始まった野口哲哉展❤️

NHKの日曜日美術館で見て、山口に来るのを心待ちにしていたので 4月中旬、ゴールデンウィーク前に会期開始とともに行ってきました。

 

サムライのフィギュアが織りなす現実と非現実の融合した世界❤️

 

「talking head」というタイトルのしゃべる鎧兜という世代を超えて受け継がれて来た先人たちの象徴とそれをかぶる若武者との世代間ギャップとか、「target marks」のタイトルの的絵のついた鎧とか
サムライという遠い歴史の中の人じゃなく、ひとりの人間としての人生があることを感じさせてくれる
クスッと笑えて、いろいろ考える余地も与えてくれる作品たち❤️でした。フェルメールやレンブラントへのオマージュのような作品もあり、手仕事の見事さに見惚れるとともに、現代美術としての問題提起や風刺も忘れない素晴らしい展覧会でした。

が、話をよく聞いていると意味を持たせたのは後付けで、もともとは鎧好きのめっちゃオタクな人だったようで??? 「好きこそものの上手なれ」ってことかな❓ どの道も極めると生きていく力になると感じた展覧会でした

鎧の材料、ドリームという山口にもある全国チェーンの手芸屋さんで一部買ってるらしく??? あの生地もドリームかな❓って思いながら見る作品はまた違って見えて面白かったです。

受付原田でした。