こんにちは! 看護師・診療放射線技師の診療部門ですm(__)m
秋の味覚が豊富になり、何を食べてもおいしい今日この頃ですが・・・
今回は骨粗鬆症の軸になるカルシウムについてお話しましょう!!
最近の調査では若い人より骨粗鬆症の危険を感じる50~60代の人が
カルシウムをきちんと摂られているようです。
しかしながら日本人は世界で最もカルシウムの取り方が少なく、
欧米人の3分の1しかとれておらず、カルシウム飢餓状態だそうです。
日本人がカルシウム不足の原因はというと・・・
島国である日本の火山灰由来の土壌で収穫する食物はカルシウム分が不足し
軟水の水はカルシウムの含有量が少なく
日本人が好む伝統的な和食には乳製品が少ないことがあげられます。
カルシウムはどんな食品にもたっぷり含まれているわけではありません。
吸収率の悪い栄養素でもあります。
心がけてカルシウムの多い食品を選ばないと知らず知らずのうちに不足してしまいます。
カルシウムが足りないと骨粗鬆症だけではなく、高血圧、動脈硬化
糖尿病などの生活習慣病にもかかりやすくなります。
その理由は副甲状腺ホルモンが骨からカルシウムを引きだして 血管、脳、
軟骨の細胞の中など普通はカルシウムの余りない所まで 押し込んでしまうためだそうです。
ダイエット・ストレス・女性ホルモンはカルシウムの吸収に大きく影響してしまいます。
カルシウムを十分とることができれば予防につながるわけです。
大事なことは 骨粗鬆症予備軍を発生させない為にも
常日頃 上手にカルシウムをとり 自分で心がけてコツコツ『骨貯金』をためていきましょう!
以上 骨粗鬆症に大切な栄養素カルシウムについてのお話でした。