東京大学スポーツ先端科学連携研究機構公開シンポジウム「筋肉の時代へ」

4/23 東京大学スポーツ先端科学連携研究機構公開シンポジウム「筋肉の時代へ」をオンラインで拝聴しました

基調講演で東大でボディビル部を作られた筋肉研究の第一人者である石井直方先生の講演があり、その後筋肉の研究の最前線の先生のミニレクチャーがありました。

ついで3人のパネリストが日本柔道連盟でも海外選手に対抗するために筋トレの重要性が注目されメダルにつながったことも講演され、又高齢者の筋トレの有用性について亀岡スタディを紹介され活動量の増加とスロトレを基本としたレジスタンストレーニングにより新規介護認定を30%抑制したとの結果を示され、若い痩せすぎの女性の筋肉量低下に対して自重トレーニングでも筋肉の量と質を改善できることを示され筋トレの有用性をあらためて認識しました。

筋トレをやる方が経年的に増えていること、筋肉体操で有名な谷本道哉先生のお話もあり学問的に正しいことを普及すること、勧める運動は自分でもする、こだわりが強すぎて独りよがりにならないことをお話しされました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。