3/12にエクスパートミーティングイン山口がグランドホテルでありハイブリッドでしたが麻酔科、整形外科医が集まり慢性疼痛についてディスカッションがありました。
山口大学麻酔科の原田先生が神経障害性疼痛の診断と治療についてレクチャーされました。侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛に加えて心理社会性疼痛が混在するとされてきましたが昨年痛覚障害性疼痛という用語に統一されました。山口大学ペインセンターではADAPTプログラムという教育と運動で痛みを克服するプログラム(120時間プログラム)を行なっておられ難治性の慢性疼痛患者さんの治療をされておられます。これにはペインクリニック、整形外科、精神科、看護師、臨床心理士など多職種連携が重要であり、退院後の環境づくり 治療の継続が今後の課題であるなどのことでした。その後私のミニレクチャーで運動器疾患のトータルマネジメントー当院での取り組みーという演題で講演しました。その後疼痛診療の更なる向上を目指してというテーマで山口大学麻酔科の川並先生、山陽小野田市民病院麻酔科の河野先生、桑陽病院整形外科の藤本先生が慢性疼痛症例を提示され活発なディスカッションがありました。
山口大学整形外科の鈴木先生と麻酔科の原田先生の司会のもと痛み治療に対しての知識も共有でき貴重な時間を過ごせました。