大阪臨床整形外科スポーツ研修会

1/29 16時から自宅で大阪臨床整形外科スポーツ研修会をウェブで拝聴しました。大阪市立医大の3人の先生方(橋本先生、間中先生、岡田先生)の膝スポーツの最近の話題、肩のスポーツ障害の診断と治療、上肢スポーツ傷害の最近の話題を3時間にわたって勉強しました。橋本先生は前十字靭帯断裂、外側円板状半月板などポピュラーな疾患からfloating meniscus、内側半月板後節放射状断裂、後根損傷など多岐にわたってわたって講義していただきました。間中先生は肩のスポーツ障害(リトルリーガーズショルダー、上腕骨投球骨折、上腕二頭筋腱長頭炎、後上方インターナルインピンジメント、SLAP、Benet病変など)について解説していただきました。岡田先生は上腕骨外側上か炎、内側上か炎、変形性肘関節症ついて解説していただきました。ケナコルトステロイド注射は効果は高いのですが回数を制限しないと腱断裂や軟骨変性などのリスクがあることも勉強になりました。

 

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。