日本整形外科学会雑誌に骨粗鬆症性椎体骨折診療マニュアルが掲載されていました。クリニカルクエスチョン1で椎体骨折の診断に重要な臨床症状、疼痛部位は?に対する解説の中で椎体骨折の理学所見上の叩打痛や圧痛は陽性であることも多いが、必ずしも感度は高くはなく、骨折高位との関連性も低いとする参考文献に私の論文が採用されていました。山口大学整形外科勤務時代の臨床研究でしたが現在の診療にも役立っていますので、取り上げて頂いたことは非常に光栄であり、嬉しい出来事でした。ここに記載してあることを吸収して今後の診療に活かしたいと思います。