骨粗鬆症治療up to date in 山口

9/11 山口グランドホテルで骨粗鬆症治療up to date in 山口があり座長をしました。山口大学整形外科助教三原惇史先生のPTH製剤と抗スクレロチン抗体の骨形成作用の講演を拝聴しました。

骨形成促進剤であるPTH製剤と抗スクレロチン抗体の違い、骨癒合でのエビデンス、先生の研究成果を教えて頂きました。

次いで八王子脊椎外科クリニックの和田圭司院長の骨粗鬆症性椎体骨折治療の新展望の講演を拝聴しました。脊椎外科手術は骨粗鬆症患者さんが多く術前から骨粗鬆症治療が必須であること、骨形成促進剤等の特徴、骨形成促進剤を使用後に骨吸収抑制剤を使用するアナボリックファーストの治療についてわかりやすく教えて頂きました。

 

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。