小川仁志の哲学カフェに参加しました

 7/12 19:30-維新ホールで小川仁志の哲学カフェがありテーマが「痛みとは?」ということで大変興味深く参加しました。アカデミーハウスの方が企画されているとのことでした。会議室に行くと老若男女30名ぐらいの参加者で新南陽整形外科の花岡院長先生が毎回参加されているとのことでした。小川仁志先生が痛みについて皆に質問してそれについて自分の考えを述べる形式でしたが小川先生も非常によく勉強されており参加者も常連の方が多いのか?積極的に意見を述べておられました。

いたみの存在意義、心の痛みと身体の痛み、痛みの共感が痛みを和らげる、慢性痛は痛みの記憶が関係する、自分を許す、自分と和解すると痛みが和らぐ、無痛文明という哲学者の言葉をしょうかいされ、痛みをとることで感じないことで失っているものもあるなど印象に残りました。

普段から痛みのある患者さんと接している医療者として痛みの認識、治療に関するヒントがありました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。