第2回痛覚変調性疼痛研究会をウェブで拝聴しました。痛みの分類として侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、心因性疼痛に分類されていましたが第3の痛みとして痛覚変調性疼痛の理解を深めて研究成果を報告されました。この中で痛覚変調性疼痛は心因性疼痛に置き換わるものではなく、メカニズムとしての定義であることを強調されていました。原因がなく生じる痛みはトップダウン型、侵害受容性疼痛の感作などによって生じるボトムアップ型があり、時間の要素が加わることも勉強になりました。まだまだこの分野の研究が進むと理解も深まると思いました。