日本整形外科学会リウマチ医認定医研修会

10/29 日本整形外科学会リウマチ医認定医研修会がウェブであり拝聴しました。小児リウマチ疾患、脊椎関節炎、薬物療法(MTX、生物学的製剤、JAK阻害薬)、MTX関連リンパ増殖性疾患、真の寛解を目指したリウマチ治療についての講義がありました。

小児リウマチ疾患は成人と比べて頻度が少なく小関節型と大関節型、リウマチ因子陽性型と陰性型などあり早期診断、早期治療が必要であるとのことでした。関節リウマチとの鑑別疾患として重要な脊椎関節炎の分類とそれぞれの特徴、治療、メトトレキサート(MTX)の基礎から投与禁忌や投与への注意事項、生物学的製剤投与での注意点なども勉強になりました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。