免疫チェックポイント阻害薬はオプジーボに代表される癌治療薬です。先日この薬剤による免疫関連有害事象について学びました。
代表的なものとして、①呼吸器症状、②消化器症状、③皮膚症状、④甲状腺機能異常、⑤副腎皮質機能異常、⑥糖尿病、⑦肝機能異常、⑧神経症状などが挙げられますが整形外科受診する患者さんで注意すべきは神経症条に加えて、関節炎症状です。この薬剤の使用する際に自己免疫疾患がある場合には注意が必要とありますが、投与後に関節炎発症するケースがあるので、治療も症状に応じて消炎鎮痛剤、ステロイド、免疫抑制剤を使用するとのことで専門的知識が求められます。
癌治療される医師との連携が必要とのことです。