先週やっと顎骨壊死ポジションペーパ2023が正式に出されました。今年に入ってこのポジションペーパ関連の講演に注目しており、先日も講師をお招きして講演を聴いたばかりでした。何が変わったかというと骨粗鬆症治療薬の特に骨吸収抑制剤であるビスフォスフォネート製剤を内服している場合に歯科治療で抜歯する際に以前のポジションペーパでは2−3週の休薬が望ましいという記載があり歯科の先生からもそのような申し出がありましたがそれがなくなる可能性(全部ではないですが)があります。しかしながらもう一つ大事なことは骨粗鬆症治療する際に(歯科にかかっていない患者さんを)歯科に紹介する医科歯科連携の重要性を協調されています。当院でも現在骨粗鬆症治療中の患者やこれから治療する患者さんには歯科受診の重要性をお勧めしていますのでご理解のほどお願いいたします。