6/21ユウベルホテル松政で顎骨壊死と医科歯科連携を考える会があり座長をしました。講師は松本歯科大学の田口明教授で骨粗鬆症診療における顎骨壊死の最新情報の講演を拝聴しました。主として顎骨壊死のポジションペーパー2023についてお話しされました。まず言葉の定義で顎骨壊死というより骨髄炎であることを強調されました。骨吸収抑制薬で難治性骨髄炎が生じるという報告後抜歯などの際に骨吸収抑制剤を休薬することがつい最近まで行われてきましたが休薬による骨粗鬆症性骨折が生じることからポジションペーパー2023では骨吸収抑制剤を予防的に休薬しないということを明記されたとのことでした。
又治療前に紹介する医科歯科連携が今後最も重要であることをお話され改めて骨粗鬆症治療に対する医科歯科連携の大切さを実感しました。