ランドセル症候群

5/20のテレビ山口mixで「重くなってる?小学生の荷物?」などについて放送がありましたが、担当者の方からご相談を受けて調べてみました。 日本ではランドセル症候群、海外ではbackpack syndromeという名前で出ており、小学生などの学童がランドセルが重くて、子どもが心身に不調をきたすことの総称です。日本では大正大学の白土健先生と、たかの整形外科の髙野勇人先生が、小学校1~3年生1,200名を対象にアンケート調査を行った所、多くの児童がランドセルの負担を感じていることが明らかになりました。ランドセルは子供の体重の10%程度が望ましいことからできるだけ軽くした方がよいです。またランドセルのベルトを学年に合わせて調整してランドセルと背中の間に隙間を作らないようにすることも大切です。そのほかにも子供の肩こりや腰痛には座る姿勢やスマホも原因の一つと言われています。子供たちの通学の負担、心身の負担が減るように親御さんは工夫してあげてください。 mixでは豊田整形外科になってましたが正しくはとよた整形外科クリニックです❗️ ランドセル症候群

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。