9/6台風が山口県にも接近して心配されたので私も早くクリニックに行って準備しましたが幸い直撃には至らずホッとしました。さてクリニック終了後にロコモと痛みを考える会 in 吉南を拝聴しました。講師は名古屋大学整形外科今釜教授でロコモティブシンドロームと疼痛・QOLの関連~神経障害性疼痛を中心に~について拝聴しました。今釜教授は脊椎外科の分野のトップリーダーで山口県宇部市ご出身です。神経障害性疼痛は脊椎疾患でも多く、難治性脊椎疾患(脊髄腫瘍や靱帯骨化症など)では手術で歩行機能等は改善しますがビリビリジンジンといった神経障害性疼痛は残存するので適切な薬剤の選択が必要とのことでした。またロコモティブ症候群については先生の研究の結果(名古屋大学整形外科が30年間検診されてきた八雲スタディ)を踏まえながらロコモはフレイルより痛みやQOLにより影響することをお示しいただきました。