東京台東区のフスウントシューインスティテゥートにて3TO〔VHO)式巻き爪矯正法実技セミナーに参加しました。講師はドイツ人のアクセルベルスター氏で通訳を交えての講習でした。当院でも行っている日本でのマチワイヤーなどをはじめ、様々な巻き爪ワイヤー矯正法がありますが3TOは二本のワイヤーを使用することが特徴です。その他爪の表面に取り付けるスパンゲタイプもありますが矯正力に劣ります。陥入爪の原因は内側(爪白癬などの病変)外側(靴や足の変形)からの圧力と偶発的な要因(糖尿病などの代謝異常、多汗症など)に別れますが、間違った爪の切り方が多いです。各テクニックの利点欠点も教えてくださいました。3TOは約4ヶ月に1回は取り替えて12ー14カ月装着するとのことでした。昼食後は実技があり、ワイヤーを形成したりカットしたりする練習をした後は実際にペアになって(神奈川の形成外科の先生でした)実際にワイヤーをかけて巻き上げる練習をしましたがワイヤーを短めにしないと矯正が効かないといったコツも伝授していただきました。