骨粗鬆症について

まだまだ暑い日が続きますが、日没時間が早くなったことや、夜に聞こえる虫の声に秋の近づきを感じるようになりました。

さて診療部門(看護師・放射線技師)では診療にに関するブログに関してあげさせていただきます。

まず第一弾として骨粗鬆症についてふれさせていただきます。

 

骨粗鬆症とは、骨密度が低下し骨の強度が弱くなることで骨折などが起こりやすくなることです。

骨粗鬆症では脆弱性骨折(わずかな衝撃によっておこるいつの間にか骨折)が大きな問題となっています。

骨粗鬆症による脆弱性骨折の中で特に多い骨折は、椎体圧迫骨折です。

椎体圧迫骨折とは、背中や腰の骨が押しつぶされてしまう骨折で、日常生活の軽い動作で起こる骨折です。

自覚症状のないことも多く、脊椎の変形や身長変化にて気づく場合もあります。

また、歩行中の転倒などによる大腿骨近位部骨折(大腿骨頸部骨折や大腿骨転子部骨折)などにも注意が必要です。

大腿骨近位部骨折を起こすと、疼痛管理や治療のため長時間ベット上の生活になることで、身体能力の低下を起こす方も多くいられます。

そこで骨粗鬆症の検査では、骨密度の検査や骨代謝マーカーによる骨の代謝状態の評価を行われます。

骨密度の測定については次回記述させていただきます。

 

 

診療部門(看護師・放射線技師)より