4/22クリニック終了後に関節痛フォーラム 山口に参加しました。特別講演は広島大学整形外科 安達伸生教授の「膝離断性骨軟骨炎の診断と治療」でした。膝離断性骨軟骨炎は若年者に生じる疾患でスポーツ障害においては長期休養を要する深刻な疾患です
大腿骨外側顆への繰り返すメカニカルなストレスが原因で外側顆部は外側円板状半月板に合併する場合が多く、完全型と不完全型で発生部位に差があること、外側顆の形態によって発生率が異なること、内側顆部に発生する場合は顆部の幅が狭いことが特徴とのことでした。診断はMRIで骨軟骨片下のSTIR像での高信号像が不安定性の有力な所見となります。治療について安定していれば関節鏡視下ドリリング(関節面からより関節外からが最近では主流)、骨軟骨片固定術(骨釘やPLLAピン)で対応可能です。基礎実験でも臨床研究でも軟骨の正常化が得られたそうです。不安定な場合は関節鏡視下軟骨移植を行うそうです。自家骨(骨軟骨柱)の場合と培養軟骨移植の場合がありますが広島大学は培養軟骨移植で自家軟骨培養のジャックという製品を開発され2013 年に保険適応があるとのことでした。適応は400平方ミリメートル以下では骨軟骨柱移植で対応し 400ミリメートル以上が培養軟骨移植の適応になるそうです。
MRIで不安定型の場合は関節鏡視下にはきれいに見えても積極的にオープンして骨軟骨片固定術を行うそうです。
大腿骨外側顆への繰り返すメカニカルなストレスが原因で外側顆部は外側円板状半月板に合併する場合が多く、完全型と不完全型で発生部位に差があること、外側顆の形態によって発生率が異なること、内側顆部に発生する場合は顆部の幅が狭いことが特徴とのことでした。診断はMRIで骨軟骨片下のSTIR像での高信号像が不安定性の有力な所見となります。治療について安定していれば関節鏡視下ドリリング(関節面からより関節外からが最近では主流)、骨軟骨片固定術(骨釘やPLLAピン)で対応可能です。基礎実験でも臨床研究でも軟骨の正常化が得られたそうです。不安定な場合は関節鏡視下軟骨移植を行うそうです。自家骨(骨軟骨柱)の場合と培養軟骨移植の場合がありますが広島大学は培養軟骨移植で自家軟骨培養のジャックという製品を開発され2013 年に保険適応があるとのことでした。適応は400平方ミリメートル以下では骨軟骨柱移植で対応し 400ミリメートル以上が培養軟骨移植の適応になるそうです。
MRIで不安定型の場合は関節鏡視下にはきれいに見えても積極的にオープンして骨軟骨片固定術を行うそうです。