3/25-26東京でマッケンジーアドバンスストセミナーに参加しました。3/25は代診でしたがスタッフが協力してくれました。今回の講師はGreg先生で英語でしたがマッケンジー協会日本支部長の岩貞先生が同時通訳されるのにはいつもながら感心させられました。当院でもリハビリの柱であるマッケンj-法の四肢の症状の対処法を学ぶコースでしたが、まず大事なのが上肢症状は頸椎から上位胸椎を先に評価する、下肢症状は腰椎を先に評価する、というマッケンジー法の原点に立ち返ることを再認識しました。これは関節周囲の疼痛がありますが関節由来ではなく頸椎または腰椎からの関連痛であることは日常診療でもよく経験しますし、それをスクリーニングするのにマッケンジー法は非常に強力な手段となります。今回は四肢の症状もderangement syndromeとdysfunction syndrome,その他に分類され、さらにdysfunction syndromeはcontractile typeとarticular typeに分類されますが両社の鑑別も明確に教えて頂きました。さらにそのマネジメント方法についてわかりやすく、実技も交えながら教えて頂きましたので、非常に有意義な講習会でした。これを無駄にしないために当院の理学療法士には私からしっかり伝えて共有したいと思います。