前々回コラムで健康的な食事・運動習慣は幸福感や満足度を高めると記載しましたが、コロナ禍でいかに健康維持のための食事や運動のモチベーションを保っていくか?ということも重要と思います。ドイツの論文で40才以上の中高年5000人にアンケートを行い、自分が感じている主観的な年齢を記載してもらい、その後のストレスなどを含めた健康度を3年間追跡調査した報告で、自分が実年齢より若いと感じている人は自覚的なストレスの程度と健康レベルとの間に関連が認められなかったという結果から、主観的年齢にはストレス緩衝効果が働いているといるという考察をしています。一方で主観的年齢と実年齢との解離が大きすぎるのは健康上のデメリットもあると警告しています。夜間のジャンクフードを我慢したり、加糖飲料や当分の多いお菓子、飽和脂肪酸の多いバターなどをやめてダイエットをすることは健康維持、長生きできるためだけでなく、自分の若さを保つ効果もあることを知って、(人に言われるのも非常に効果があると思いますが、自分自身がそう思い込むことも効果があります)それをモチベーションにしてコロナ禍を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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