先日テレビドラマで白い巨塔を見ました。白い巨塔といえば田宮二郎、唐沢寿明が財前五郎を見事に演じましたが、今回の岡田准一の財前五郎も素晴らしいと思いました。大学の教授回診は確かに今でもあんな感じでさながら大名行列のように見えますが、実はトップである教授が全ての患者さんを診ることで担当医が気づかないことなど出てくることもあり、大事なことなのです。当然外科では手術前のカンファレンスがありますのでこれも担当医の修練の場になります。しかしながらみにしみて思うのは患者さんの訴えに真摯に耳を傾けることであるとドラマがあるたびに気が引き締まります。