こんばんは、理学療法士の吉川です。
7月4日から6日にスイスのバーゼルで行われたIFOMPT(国際整形徒手理学療法学会)に参加してきました。
IFOMPTは運動器理学療法分野において最も権威のある学会であり、今回は創立50周年の記念大会でもありました。
普段論文や書籍で名前を目にするようなすごい方が多くいらっしゃり、最新の知見についてプレゼンを聞くことができました。現在の研究の流行として、解剖学、生理学、病理学などの医学モデルではなく、心理社会モデルや患者教育、対人の関わり方が重要視されています。現段階では概念といったところでした。これから臨床に応用することができるような研究が行われることで、今後臨床は変化していくことでしょう。
また、マッケンジー協会の幹部の方と将来のビジョンについて話をする貴重な時間も作ることができました。
初めて国際学会でポスター発表も行いました。
今回得た知見を院内で共有し、患者様に還元していきます。