日本臨床整形外科学会 その2

7/13日本臨床整形外科学会のその後ですが座長のセッションを終えてシンポジウム「薬剤関連顎骨壊死予防とこれからの医師薬連携」のシンポジストとして参加しました。私は医科歯科連携アンケート調査の発表を行いました。顎骨壊死に関して薬剤師、歯科の先生も発表され活発な討論になりました。

ランチョンセミナー後にもう一題骨形成促進剤の発表も無事終わりました。

夕方文化フォーラム「女性とスポーツ〜人生100年への健康寿命延伸に向けて〜」を拝聴しました。松野明美さんと陣内貴美子さんの講演もありました。整形外科医の田中眞希先生の講演では健康日本21においてライフコースアプローチを踏まえた健康づくりについて若年期には運動やスポーツの増進による骨量の増加による最大骨量の獲得、骨粗鬆症治療による骨量低下の治療も必要ですが運動が楽しいと感じることが大事とのことでした。千葉大学の山内先生のロコモのレクチャーがありました。ロコモ度テストでは全て女性がリスク因子になり女性はロコモ対策に気をつける必要があります。ロコトレについてはロコモオンラインに詳しく解説してあるので参照してください

松野明美さんと陣内貴美子さんからはアスリートの時にスポーツドクターに話を聞いてもらい精神面でも支えてくれたことをお話しされました。

この記事を書いた人

とよた整形外科クリニック 理事長

豊田 耕一郎

山口大学医学部、山口大学大学院卒業後山口大学医学部附属病院、国立浜田医療センター、小野田市立病院、山口大学医学部助教、講師を経て山口県立総合医療センターで脊椎手術、リハビリ部長を兼任後、2012年4月からとよた整形外科クリニックを開院。
専門性を生かした腰痛、肩こりの診断、ブロック治療、理学療法士による運動療法、手術適応の判断を迅速に行うことをモットーとし、骨粗鬆症、エコーによる診断、運動器全般の治療に取り組んでいます。