待機的脊椎再建術を受ける成人患者における骨粗鬆症の評価と管理のベストプラクティス・ガイドライン

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2/29 第10回運動器疾患を科学する会 in 山口がオンラインであり参加しました。秋田大学の宮腰教授の「骨粗鬆症治療におけるテリパラチドの役割ー基礎と臨床ー」の講演があり、骨粗鬆症の基礎知識として副甲状腺ホルホン、ビタミンD.K、カルシウム代謝についてわかりやすく解説していただき、テリパラチドに関する秋田大学での研究結果を交えて骨形成促進剤であるテリパラチドが骨癒合促進にも有用であるとのことでした。また2022のSardarらの論文で「待機的脊椎再建術を受ける成人患者における骨粗鬆症の評価と管理のベストプラクティス・ガイドライン」で65歳以上ではこれまで脊椎再建術に骨粗鬆症対策のガイドラインがなかったので骨粗鬆症評価をすべきであり、手術に際して骨形成促進薬であるテリパラチド、アバロパラチドを使用する、使用できない場合には骨吸収抑制剤を使用することを推奨されていることを紹介されました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34690329/