第12回山口県運動器疼痛を考える会が9/14日ウェブで開催されました。山梨大学 整形外科 教授 波呂 浩孝 先生の「骨粗鬆症性脊椎疾患の診断と疼痛に対する対策」を拝聴しました。波呂教授は山口大学医学部ご出身で東京医科歯科大学入局後山梨大学の教授に就任されています。成人脊柱変形、骨粗鬆症性椎体骨折、両者の手術的治療について山梨大学の手術症例や臨床研究の結果を交えてお話しされました。成人脊柱変形の患者さんは100%ロコモティブ症候群であり、脊柱起立筋と多裂筋の面積と脊柱アライメントは相関があり、骨粗鬆症性椎体骨折の治療では骨形成促進剤による薬物治療も重要であることなど教えていただきました。