3/15 クリニック終了後にウェブ講演で沖本先生の「骨リモデリングを基盤とした新たな骨形成促進剤の位置づけを考える」を拝聴しました。先生は骨粗鬆症治療の日本でのトップランナーです。
日本では大腿骨近位部骨折はまだ増加しているのですが呉市のレセプトデータで近年初めて減少に転じていることを示されました。骨粗鬆症治療は栄養、運動、薬物治療が重要で、薬物治療(骨吸収抑制剤、ビタミンD3、骨形成促進剤)のそれぞれの特徴と骨形成促進剤のテリパラチドはリモデリング作用を有し、ロモソズマブはモデリングの作用であることを念頭において治療するとことでした。又新しく出たアバロパラチドの特徴も説明して頂きました。